プロペシア錠®の臨床効果「国内データ(1年)」

浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修

プロペシア®の改善率は0.2mg群で54%、1mg群で58%であり、プラセボ群(6%)に対して有意に優れていました。なお、0.2mg群と1mg群の間には有意差はみられませんでした。(1年後写真評価)

軽度改善以上を「改善」、軽度進行以上を「進行」とした。
プラセボ群 vs プロペシア®0.2mg群、プラセボ群 vs プロペシア® 0.1mg群いずれもp<0.0001(分散分析)

【試 験】
多施設二重盲検比較試験

【対 象】
20歳以上50歳以下で脱毛症以外には心身ともに健康な男性で Modified Norwood/Hamilton 分類においてⅡvertex型、Ⅲvertex型、Ⅳ型、Ⅴ型に分類される中等度までの男性型脱毛症(AGA/エージーエー)患者

【方 法】
プロペシア®錠1mg、0.2mgまたはプラセボを各々1日1回1錠、1年(48週)間経口投与

【写真評価方法】
各評価時点[投与前、3ヵ月(12週)、6ヵ月(24週)、1年(48週)]で頭部写真を標準化された機材、方法で撮影した。盲検下で第三者機関の熟練した皮膚科専門医(E. Olsen、R.Savin、D. Whiting)が、投与前と投与後の写真を比較して7段階(著明改善、中等度改善、軽度改善、不変、軽度進行、中等度進行、著明進行)で評価した。なお、上記3名の皮膚科専門医による評価の再現性は確認されている。

Kawashima M et al. Eur J Dermatol 2004; 14(4): 247-254.
※効能・効果、用法・用量、禁忌を含む使用上の注意等詳細は添付文書情報をご参照ください。
添付文書情報」[PDF:1.09 MB]


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