竹越院長コラムバイアグラの服用法と絶大な効果

ED治療薬の服用法と絶大な効果 −バイアグラ−

「SEXする何分前にのめばいいんですか?」
「毎日のんでも、平気でしょうか?」
「食前、それとも食後にのめばいいんですか?」
「のんだ後、何時間たてば飲酒しても大丈夫ですが?」
「服用している薬と一緒にのんでも平気でしょうか?」
「ずっと勃ちっ放しになったりしませんか?」

バイアグラ

これらは、問診のときにもっともよく患者さんから出る質問だ。強力な効果が得られるED治療薬ものみ方を間違えれば、その恩恵にあずかることはできない。だが、反対に薬の特徴をきちんと理解していれば、より効果的な使い方も可能である。そこで、日本で販売されている3種顆のED治療薬、バイアグラ、レビトラ、そしてシアリスのそれぞれの特徴を紹介していこう。

【バイアグラ】
1998年にアメリカの製薬会社ファイザーから発売された、史上初の飲むED治療薬だ。世界でもっとも愛用され、世界シェアの50%を占めるED治療薬の定番と言っていいだろう。バイアグラは製造元のファイザーの名づけた商品名であり、物質名はシルデナフィルという。ほぼ万人に効く薬なので、ED治療薬を試すのなら、まずバイアグラを使ってみることを勧める。

効果

勃起を促す体内物質を壊してしまう酵素であるPDE5(ホスホジエステラーゼ5番)を阻害することで勃起を可能にするED治療薬全般に言えるが、血管を拡張して血流をよくすることで勃起を促す。服用後40分ほどで自覚できる効果が表れはじめ、1時間後にピークを迎える。その後、緩やかに効果は落ちていき、服用から3〜4時間後にはピークの半分ほどになる。こうした特徴を考えれば、SEXに及ぶ1時問ほど前に仕込んでおくのがバイアグラの賢い使い方だろう。副作用としては、頭痛、動悸、顔のほてりなどが挙げられる。

服用法

前述のように副作用のある薬なので用法や用量は医師の指示に従うのは当然として、バイアグラの特徴としては食事の後に服用すると有効成分の吸収が非常に悪くなる。必ず食前にのむべきだ。ただ、食前とはいっても前の食事との間の時間がそれほどあいてなかったり、前の食事で脂っこいものを食べていると、食べ物が残っていて、効果が表れないこともあるので注意が必要だ。筆者の患者さんにも「ただ、のみさえすればいい」と勘違いして、たらふく食事をした後に服用する男性も多い。バイアグラはたいていの男性に効く薬だが、これでは到底効果は得られない。のんでも効かないという場合は、このようにのむタイミングを間違えていることがほとんどなのだ。

注意点

前にも述べたが、狭心症や心筋梗塞の薬であるニトログリセリンと併用すると、血管が広がりすぎて血圧が急激に低下し、最悪の場合、死に至ることもある。絶対に併用してはならない。これ以外の薬はほとんどが併用しても生命に別状はないが、服用している薬があるなら医師に相談すればより安心だろう。うつ病治療薬や抗ヒスタミン剤などと併用すると、バイアグラの効果が減退してしまうので注意しておくといい。バイアグラを単独で服用する限りは、一度に大量にのむなど、よほどひどいのみ方をしなければ問題はない。ただ過度の飲酒の後に服用すると、どのED治療葉にもいえることだが、効果が期待できないだけでなく、酒が思いのほかまわってかなりの確率でニ日酔いに苦しむことになる。