バイアグラに関するニュースバイアグラより8時間も長い持続力 初のアジア人向けED治療薬が2016年に日本にも登場か? 2016.01.11 mon

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

韓国で生産され、認証を受けているED薬「ザイデナ」が年内に日本国内でも発売されると噂されています。この薬は韓国最大手の製薬会社「東亜製薬」が2005年に発売したもので、韓国内ではバイアグラに次ぎ第二位のシェアを獲得。バイアグラ、レビトラ、シアリスの次に開発が行われたことから、「第四のED治療薬」とも呼ばれています。日本国内で発売されれば、初のアジア人向けED治療薬となることから、注目を集めています。

ザイデナの特徴

ザイデナの主成分はウデナフィル。従来のED薬と同じく、陰茎周辺の血管を拡張することにより、勃起を促す作用があります。さらに特筆すべきは作用の持続時間。バイアグラが4時間なのに比べて、ザイデナは約12時間も作用するのだとか。

また、ザイデナは食事の影響を受けにくい、というのも特徴も持っています。バイアグラは満腹時に服用すると効果が弱くなるという特徴があるため、服用のタイミングを考える必要がありました。ザイデナであれば、こうした注意も不要になるといったメリットがあるようです。

さらに、ザイデナは顔のほてりや頭痛といった副作用がほとんど起こらないとも言われています。欧米人に比べて体の小さいアジア人の場合、バイアグラは“効きすぎる”といった可能性があると言われていました。バイアグラが欧米人向けに作られているのに対し、ザイデナがアジア人向けに作られているため、副作用が少なくて済むのだそうです。

国内販売に向け治験が開始中

現在、ザイデナと主成分が同様の薬の治験を、明治グループ製薬会社「MeijiSeikaファルマ」が進めているようです。ただし、国内販売向けではあるものの、その目的はあくまで前立腺肥大症とのこと。つまり、承認された後にED治療目的で利用するのであれば、自由診療となるようです。また、本来の目的以外の用途となるため、副作用が出た場合には医薬品副作用被害救済制度の適用にはならないのでご注意ください。

とは言え、前立腺肥大症の薬ということであれば副作用のリスクはかなり低いと予想されています。これは、同症状の治療を行う場合、薬の服用を毎日行う必要があり、そのため製薬会社は体への負担を抑えられるよう開発が進められると考えられるからです。

ちなみに、2016年1月の段階で、MeijiSeikaファルマは臨床試験の第2ステージに進んでいるとのこと。通常、審査・承認は第3 ステージを経過した後となるので、時期についてはあくまで未定です。ただし、早ければ年内の発売もあり得ると考えられています。

アジア発のED治療薬に期待が高まる

バイアグラやレビトラ、シアリスといった従来のED治療薬はすべて欧米発。アジア人向けとは言えませんでした。しかしここに来てED治療薬「ザイデナ」が発売されれば、アジア人向けのED治療薬が日本でも手に入る、ということになります。前述した通り、バイアグラなどのED治療薬には人によって副作用があり、服用を躊躇されていた方もいるでしょう。そうした方に向けては、今回のニュースは大きな朗報と言えそうです。

元記事:NEWS ポストセブン http://www.news-postseven.com/archives/20160111_374061.html