バイアグラに関するニュース大阪にて、過去最大とみられる偽バイアグラの販売目的所持による逮捕が発生。 2016.10.11 tue

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

大阪市内にて、過去最多とみられる偽バイアグラ30万錠の押収が府警によって行われました。逮捕者も複数にのぼり、中には日本人の姿も。府警は中国から韓国ルートで持ち込まれたと考えられます。

台湾女性ら容疑者を逮捕

今回、偽バイアグラを販売目的で隠し持ち、医薬品医療機器法違反(販売目的貯蔵)などの疑いで逮捕されたのが台湾籍の貿易業・曲樹花(チュイ・シュウホア)容疑者(36)。証言によると、大元は中国の密売組織であり、韓国を経由して日本に持ち込まれていた模様です。ちなみに今回押収されたのは錠剤約30万錠。大阪市内の複数の拠点で見つかりました。量としては、過去最多とみられています。

押収品の中にはバイアグラだけでなく、女性版バイアグラとして知られる「ジフルカン」や、有効成分が通常品の4~9倍と謳っている「ゴールドバイアグラ」も含まれていました。曲容疑者は「知人のを袋詰めしただけ」と容疑を否認している模様です。

また今回は、バイアグラの製造元の米ファイザー社のロゴマークが刻印された模造薬や錠剤、ボトルを所持していたとして、韓国籍の無職・宋徳烈(ソン・トギョル)(47)と、雑貨店経営、藤田義彦(64)の両被告も現行犯逮捕されています。

偽バイアグラ製品化・販売までの流れ

はじめに曲と宋の両容疑者が錠剤の輸入。大阪市内の韓国料理店などへ錠剤やボトルを送らせます。その後、集合住宅などで手分けして製品化。できた偽バイアグラを、藤田容疑者が全国にいる密売人へ商品を卸しに行っていたと考えています。ちなみに、この卸値は1錠40円(正規品の1/30以下)で輸入・製品化ができ、密売人には1錠約100円で販売していたようです。雑誌やインターネット広告も利用していました。

模造品の危険性

府警が製薬会社へ成分鑑定を依頼したところ、有効成分事態は検出されました。ですが、含有量や不純物の混入等は分からず、実際の効能や安全性については保証できない、とのことです。また、検査関係者によると、「製造された場所が不衛生であったり、プリンターのインクで塗装されたりした錠剤もある」としているため、服用は極めて危険と言えるでしょう。

これまでに国内では、模造品の服用によって意識障害が起こり、搬送されてしまったケースが報告されています。また海外では、死亡事故も起こっていました。現在、ネット通販や雑誌の広告でED治療薬の模造品が多く出回っています。値段や手軽さに惑わされず、ED治療をお考えの方は、国内の医師から処方された薬を服用するようにしてください。

元記事: 産経WEST http://www.sankei.com/west/news/161011/wst1610110055-n1.html
元記事: zakzak by 夕刊フジ http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20161013/dms1610131550004-n1.htm