バイアグラに関するニュース【続報】大阪偽バイアグラ事件の発覚と犯人グループの手口について 2016.11.01 thu

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

以前ご紹介した「大阪にて、過去最大とみられる偽バイアグラの販売目的所持による逮捕が発生」について、続報が入ってきました。今回は、より詳しい事件の背景や、偽バイアグラの密輸入などをお伝えしていきます。

事件発覚から逮捕までの経緯

今回の事件が発覚する発端になったのは、大阪県警によせられたある情報です。「韓国から大阪府内に国際スピード郵便で偽バイアグラ本体やその容器、ラベルが頻繁に送られている」。この情報は2016年の11月に寄せられており、それを受けて府警は本格的に捜査に乗り出したそうです。

そして2月に密売人を取り調べ、大阪市内に偽バイアグラ流通の卸元があることが分かりました。さらに調査を続けた結果、西成区の集合住宅が怪しいことが判明し、今回の逮捕につながったようです。ちなみに、グループの主犯と見られる台湾の女性(36)が潜伏していた場所では偽バイアグラは見つかりませんでした。しかし、偽ブランドのサイフなどが67点ほど見つかったことで、はじめは商標法違反容疑による逮捕となったようです。

国内への持ち込み方法

犯行の手口についても見ていきましょう。まずは韓国から偽バイアグラを持ち込む手順ですが、どうやら犯人グループは日本にある韓国人経営のエステ店や飲食店に容器やラベルを送っていたそうです。その後、日本にいる犯人グループの誰かが「宛先を間違えてしまった」といって取りに行っていたのだとか。ちなみに、荷物をうけとった人々は一様に事件との関係を否定しています。府警によると「同郷意識のある韓国人だったら、不審な荷物も受け取ってくれるだとうと考えた上で、送付先を選んだのでは」と考えているようです。

なお、不審な荷物に気がついたのは大阪関税。韓国人通訳が読んでも理解できないような走り書きで書かれた送り主の氏名・住所が怪しいと感じ、開封したことで中身が偽バイアグラの密売に関わっていると判明したそうです。

ちなみに、密輸入は郵便だけでなく、犯人が自ら韓国から運び入れたこともあったそうです。2016年9月までの実に2年9カ月間、観光客を装ったアジア系外国人が、グループの拠点へ出入りしているのが分かっています。関西国際空港には多くの外国人観光客があふれており、韓国人が大きなキャリーバッグを引く姿はまったく違和感がありません。そのため、堂々と国内に持ち込むことができたと考えられています。

裏には韓国マフィアが?

捜査関係者によると、今回の事件の裏には韓国マフィアといった犯罪組織の影が見られるそうです。中国には偽バイアグラの密造所があるという情報も掴んでいるらしく、そこで作られた錠剤が韓国を経由して日本に持ち込まれたと考えられています。

元記事: 産経WEST http://www.sankei.com/west/news/161101/wst1611010007-n1.html