バイアグラに関するニュース変化するED治療薬の市場シェア! ODフィルム登場でどう変わる? 2017.1.13 fri

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

昨年登場したバイアグラOD錠。これまでのものと違い、薄く小さくなることで携帯性が向上しました。その他、ED治療薬には「レビトラ」「シアリス」といったものも存在しています。今後、ED治療薬のシェアはどのように変化していくのかについて探ります。

バイアグラの今

1998年に登場したバイアグラ。当時は劃期的な新薬としてメディアなどでも取り上げられ、ED治療薬としてかなりのシェアを獲得していました。しかし2004年になり「レビトラ」「シアリス」が登場すると、持続時間の長さなどが評価され、徐々にその割合に変化が起こり始めます。極め付けは2014年の特許切れ。これにより、現在は価格が抑えられたバイアグラ・ジェネリックが人気となっています。

しかし、バイアグラのネームバリューは現在もなお健在で、初診に訪れる患者からは「バイアグラを処方してほしい」という声も少なくありません。ある程度その効果を試した後で、ジェネリック薬やレビトラ、シアリスに切り替えるという人もいるようです。なお、とあるデータによると現在処方されているED治療薬の半数以上は、ジェネリック薬を含むバイアグラになっています。

薄くて小さいバイアグラOD錠がED治療薬市場のシェアに変化をもたらす?

こうした状況を変化させる一手が、バイアグラのOD錠です。バイアグラのような錠剤ではなく、薄いフィルム状となっているのが大きな特長。サイズは名刺のだいたい半分くらいということで、定期入れなどにも簡単に忍ばせられます。

また、印字が薄いということもあり、ひと目見ただけではED治療薬であると分からないのもポイント。特に、下半身の問題にコンプレックスを持つ男性であれば、こうした配慮があるのは嬉しい心遣いと言えるでしょう。

なお、製造元であるファイザー社が行ったアンケート結果によると、普段ED治療薬を持ち運ぶ人の中には「カバンに入れて持ち歩く」というケースが多いのだとか。バイアグラOD錠の登場で、ED治療薬のシェアに変化が起こると予想されています。

元記事: 日刊ゲンダイ DIGITAL http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/197393