バイアグラに関するニュース薬局でバイアグラが買える?世界初、イギリスが処方箋なし販売を認可 2017.11.29 tue

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

1998年に発売されて以来、最高で20億ドルの売上高を記録したED治療薬「バイアグラ」。近年はジェネリック医薬品の登場によって売上は減少しているものの、未だにブランド力は健在です。そんな中、イギリスにおいて“薬局で買える”医薬品版のバイアグラ登場が期待されるニュースが届きました。

世界初、市販品のバイアグラ登場か?

アメリカの大手製薬会社ファイザーは2017年11月28日、同社の主力製品であるED(勃起不全)治療薬「バイアグラ」について、イギリス当局が処方箋なし――つまり、市販薬としての販売を認めたと発表をしました。

世界的に見ても処方箋不要でバイアグラの販売を認可する国はなく、事例としては今回が初となります。また、イギリス国内を見ても、処方箋薬ではない「医薬品」として分類されたED治療薬はバイアグラのみとのこと。イギリスの医薬品庁(MHRA)の長期にわたる審査を経て、この度分類変更が行われたようです。

偽造約の購入・利用軽減にも期待

今回の発表からは、バイアグラが再びそのブランド力を強めるのに加え、偽造薬の利用が減ることも予想されています。

現在、ED治療薬の偽造品販売は世界的な問題のひとつです。効果が不明なだけでなく、健康被害などのリスクもある偽造薬が非正規ルートで流通しています。安心・安全で、かつ手軽に入手ができる市販品バイアグラは、こうした状況に歯止めを掛ける存在になるかもしれません。

元記事: Newsweek http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/11/post-9009.php