バイアグラに関するニュースED治療薬のネット購入を避けるべき理由とクリニックで診断を受けるメリット 2018.07.08 sun

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

現在、国内には1000万人以上のED患者がいると考えられています。血流の低下やストレスなど誘因要素が多く、決して珍しい病気ではありません。しかし、勃起力低下を自覚しているすべての男性が専門のクリニックに足を運ぶとは限らないようです。

一部の男性はクリニックを受診せず、インターネットで手に入るED治療薬を購入しています。一方で、通販によるED治療薬購入において警戒しなければならないのが偽物の存在です。こちらでは、インターネットで偽物のED治療薬を購入してしまうリスクと、クリニックでEDの相談をする大きなメリットについてお話します。

副作用が多く効果が薄い

日本では、バイアグラ、レビトラ、シアリスの3種類がED治療薬として正式に認可されています。ED治療薬を使用した場合、人によっては副作用が起きるため医師など専門家のガイダンスに従って服用しなければなりません。偽物のED治療薬を使用した場合、正規品に比較して副作用が起こりやすいことがわかっています。

これは、正規品のED治療薬に比べて偽物に不純物が多く含まれているためです。気分の低下、じんましん、下痢、吐き気、首回りの疲れ・痛み、食欲低下などの副作用が報告されています。勃起させる効果があったとしても、こうした副作用によって気分が悪くなってしまうのは本末転倒です。

さらに、一部の悪質な業者が提供する偽物には、勃起を改善する効果すらありません。服用しても期待した効果が現れないことから、性交渉に対してそれまで以上に不安意識や苦手意識を抱いてしまうケースがあります。このことから、偽物ED治療薬の服用をきっかけに以前よりEDが悪化してしまうケースもあるようです。

ネット購入増加の背景にある「恥ずかしい」という気持ち

偽物のED治療薬がインターネット通販において蔓延していることは、かねてより問題視されています。しかし、この事実の一方で、インターネットで ED治療薬を購入しようとする男性は後を絶ちません。なぜ、多くの男性が偽物のリスクを顧みずにインターネット通販でED治療薬を購入してしまうのでしょうか?

この背景には、男性がEDに対して潜在的に抱いている「恥ずかしい」という気持ちがあるようです。クリニックやスタッフや医師に自身のEDについて打ち明けることを恥ずかしく感じ、インターネットですべてが完結する通販に頼ってしまうのでしょう。

「生命が脅かされるような病気ではない」という点も、男性をクリニックの受診から遠ざけている要因のひとつです。さらに、ネット通販でED治療薬を購入する多くの男性が「自分が選ぶED治療薬は偽物ではない」という根拠のない自信を抱いています。

ED自体は、患者数が増えており決して珍しい病気ではありません。上述した偽物のリスクを鑑みると、「恥ずかしい」という気持ちで安易に通販購入を選んでしまうとリスクが高まります。さらに、偽物のパッケージ、錠剤は専門家でも真贋の判別がつかないほど精巧に作られており、一般消費者には判別が困難です。薬品名だけで信頼性を判断するのはおすすめできません。

クリニック受診でED以外の病気を発見

偽物と気づかずに購入・使用してしまうことが、ED治療薬をインターネット通販で購入する最もたるリスクです。クリニックでは本物のED治療薬が処方されますが、もうひとつクリニックを受診すべき理由があります。それは、ED以外の病気を発見できる点です。

EDと他の病気を併発しているケースは少なくありません。糖尿病、高血圧など生活習慣病はその代表例です。クリニックの医師であれば、勃起力低下の背景にある病気に気づくことができます。勃起力改善にとどまらず、健康を阻害する要素を発見できるのは大きなメリットです。

インターネット通販で購入した治療薬でEDが改善したとしても、併発している病気は放置されたままです。一時的に勃起力が回復したのち、またEDが再発してしまうことも考えられます。併発している病気によっては、生命にかかわるケースもあるでしょう。

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ED治療薬のニーズが増えると同時に、偽物の治療薬を提供するサイトも増えていきます。多くのサイトは、優良な通販サイトのように信頼性の高いデザインになっており、見た目だけでは安心できません。インターネットでED治療薬を販売しているサイトには、もれなく警戒心を抱くのが賢明でしょう。EDは非常にプライベートな悩みですが、安易にインターネット通販に頼らず、信頼できるクリニックをご利用ください。

元記事: Health Press http://healthpress.jp/2018/07/post-3695.html