バイアグラに関するニュース未承認薬、偽造薬の個人輸入をマトリで取締まり!? 2019.01.06 thu

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

2014年、厚生労働省は国際刑事警察機構(ICPO)より、個人輸入における偽造薬の製造・流通の背後には“世界的な組織犯罪グループが関わっている”との調査報告を受けて、法令の見直しに乗り出しました。近年、海外からの個人輸入が急増している中、国内未承認薬や偽造薬などの流通が横行しているため、同省は税関におけるチェックの強化や、麻薬取締官による捜査権限も視野に入れ、次の国会で医薬品医療機器法の改正案を提出する方針です。

原則として医薬品などを営業目的で輸入する場合、厚生労働大臣の承認・許可された薬監証明が必要になります。個人で輸入する場合は、医師の処方箋を提出した上で取得できます。但し、ご自身で使用する場合【用量:2ヶ月分】に限っては必要ありません。この発行数が平成22年度は1,303件、2,851品目だったのが、29年度は4,450件、10,159品目となり、5年間で品目が約4倍になりました。

元々は国内に代替品がない、治療の緊急性がある場合などにおいて輸入が認められている制度ですが、ここまで拡大した要因には行政特有の“チェックの甘さ”もあったのでないでしょうか。先述の通り、大規模な組織が絡んでいるとしたら、個人輸入を装い取得した可能性も否定できません。なりすまし防止のためにも、厳しい目で精査すべきです。

※個人輸入は個人での使用が前提のため、他人への譲渡・転売は違法行為にあたります。また、薬監証明制度を悪用した違法サイト、悪質業者にご注意ください!

国内未承認の中国製ダイエット食品を服用した4名が亡くなっています。また、インド製の経口妊娠中絶薬によって20代女性が多量出血、痙攣、腹痛の健康被害も報告されています。厚労省は被害拡大を防ぐため、海外の通販サイトで商品を購入し検証したところ、約3割が偽造薬であったことが判明しました。品質や有効成分、安全性が確認されていない偽造薬においては、劣悪な環境で製造されたものも多々ありますので、国内で承認が下りていない医薬品の服用はお勧めいたしません。命を落とす危険性があることをお忘れなく!

元記事: 産経ニュース https://www.sankei.com/life/news/190106/lif1901060038-n1.html

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