精力剤のED改善効果|成分別に医薬品とサプリを解説

精力剤の成分ごとの効果や違いを、医薬品・サプリメントに分けて解説。性欲やED改善の有効性についても科学的根拠を交えてご紹介します。また、精力剤とED治療薬の違いについても解説しています。

浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修

更新日:

最近では「精力剤」と呼ばれる製品が多数販売されており、その種類や成分は実に多様です。精力剤とは、一般的に性機能の改善や性欲の向上、体力回復などを目的とした製品であり、医薬品として認可されているものから、健康食品やサプリメントとして販売されているものまで幅広く存在します。

医薬品としての精力剤には、厚生労働省の承認を受けている成分が含まれ、たとえばメチルテストステロンやヨヒンビンなどが該当します。これらは明確な薬理作用を持ち、性欲減退や男性更年期(LOH症候群)における勃起障害などに対して一定の効果が認められています。

一方で、マカ、亜鉛、ビタミンD、シトルリン、トンカット・アリなどを主成分とする製品は、サプリメントや健康食品に分類され、医薬品ほどの即効性や明確な効果は期待できないものの、日常的な栄養補助として利用されるケースが多くあります。特にこれらの成分は、ホルモンバランスの維持や血流改善、ストレス緩和などを通じて、間接的に性機能をサポートするとされています。

このページでは、それぞれの成分がどのような作用を持ち、ED(勃起不全)の改善や性欲増強にどれほどの効果が期待できるのかを、最新の研究や文献をもとに科学的に解説していきます。医薬品とサプリメントの違いや、使用にあたっての注意点についても明確にご紹介します。


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メチルテストステロンは、医薬品としてのみ使用出来る成分で、サプリメントなどの健康食品には、配合出来ません。テストステロン値が低下している男性更年期障害の諸症状の改善に、第1類医薬品として金蛇精(糖衣錠)が認可されています。医薬品では男子性腺機能不全、造精機能障害による男子不妊症、末期女性性器癌の疼痛緩和、手術不能の乳癌の治療薬としてエナルモン錠25mgが認可されています。

1935 年にテストステロンが睾丸抽出液から発見され、その後、メチルテストステロンが合成されました。メチルテストステロンは肝臓での代謝を受けにくいため、内服摂取においてもテストステロンと同程度の男性ホルモン作用を示すとされています。

あくまで、テストステロンが低下している方が補充するものですので、テストステロンが低下していない方の摂取は必要ありません。テストステロン値の上昇は急激な動脈硬化や前立腺肥大の悪化を引き起こします。摂取方法や摂取量などは、購入時に薬剤師から十分説明を受け、用法・用量は必ず守る必要があります。

男性更年期とED改善の可能性

テストステロンは、性欲、勃起機能に大きく関わっていますので、男性更年期によってテストステロンが低下している方は、ED症状や性欲・精子形成などに改善が見られる可能性があります。

テストステロンが低下した男性更年期(LOH症候群)のセルフチェックが以下サイトから行えます。
参照男性更年期・LOH症候群セルフチェック(大東製薬工業株式会社・外部サイト)

症状が改善されない場合には、独自で判断せず、医療機関で血液中のテストステロン値を検査し、医師の指導のもと、ED症状や性欲の低下を改善していくことをオススメ致します。

当院では、テストステロン値などの検査は行っておりません。

テストステロンが補充できる医薬品

製品名 金蛇精
(摩耶堂製薬)
オットピン
(ヴィタリス製薬)
オットピン-S
(ヴィタリス製薬)
プリズマホルモン軟膏
(原沢製薬工業)
製品画像
効果
効能
1. 男子更年期障害及びその随伴症状
精力減退、視力減退、記憶力減退、
全身倦怠、頭重、五十肩

2. 男子更年期以降に於ける
男性ホルモン分泌不足による諸症
性欲欠乏、性感減退、
勃起力減退、

陰萎、遺精
男子更年期及び
更年期以後における
精力減退、勃起力不全、早漏、
陰萎、遺精、前立腺漏、精液漏、
男女恥部無毛症、
更年期障害(頭痛、倦怠、記憶力減退)、
男子一般老衰現象の予防及び回復
男子更年期以降における
精力減退、勃起力不全、
早漏、
陰萎、遺精、
精液漏、男女恥部無毛症、
更年期障害(頭痛、倦怠、記憶力減退)、
男子一般老衰現象
男性ホルモン分泌不足による
神経衰弱諸症、男性更年期諸症、
男性老衰現象の予防
及び快復、恥部無毛症

※症状の解説
・神経衰弱諸症:早漏、勃起力減退、
精力減退、
イライラ等の症状
・男性更年期諸症:男性ホルモンの
減少に伴う諸症状を指します
分類 糖衣錠(飲み薬)
第1類医薬品
液体(塗り薬)
第1類医薬品
軟膏(塗り薬)
第1類医薬品
軟膏(塗り薬)
第1類医薬品
厚労省
の認可
あり あり あり あり
内容量 120錠(13~20日分)
180錠(20~30日分)
300錠(33~50日分)
10ml(約1か月分) 5g(約2週間分) 10g(約1.5~3ヶ月分)
使用方法
添付文章
「金蛇精」添付文章 「オットピン」添付文章 「オットピン-S」添付文章 「プリズマホルモン軟膏」添付文章
配合されて
いる成分
メチルテストステロン
DL-メチオニン、ルチン水和物、
チアミン硝化物(ビタミンB1)、
リボフラビン(ビタミンB2)、
ニコチン酸アミド、
アスコルビン酸(ビタミンC)、
タウリン、ニンジン、オウレン、
ハンピ末、カシュウ末、
インヨウカク末、サンヤク末、
ビャクシ末
メチルテストステロン
精製オットセイ油
メチルテストステロン
精製オットセイ油
テストステロン
購入は
こちらから

摩耶堂製薬公式サイト
amazon、楽天で購入できます。

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ヨヒンビン塩酸塩は、西アフリカ原産のヨヒンベというアカネ草科の植物の葉や樹皮中に含まれるアルカロイドの一種。勃起中枢に作用し、勃起を補助する効果が期待できます。バイアグラなどのED治療薬は性器の毛細血管に直接作用しますが、ヨヒンビンは脳に働きかけることが特徴です。そのため、糖尿病や高血圧など、性器の毛細血管が細くなったり硬くなることで起こる「器質性ED」には効果がありません。日本国内では、「ハンビロン」「ストルピンMカプセル」や「ガラナポーン(販売中止)」という薬名で、販売されていましたが、ヨヒンビンを含む医薬品は、2014年に「要指導医薬品」に指定され、インターネット購入や通販はできず、薬剤師のいる店頭で対面購入しかできなくなってしまったため、取り扱っている薬局も少なくなり、入手困難となっています。

心因性EDへの効果と注意点

ヨヒンビンを含む薬を服用することで、脳の勃起中枢に作用し、低下している「性欲」や「勃起機能」を改善する効果が医薬品として認められています。ストレスや不安が原因の「心因性ED」には効果が期待できますが、性器の毛細血管に問題のある「器質性ED」には効果がなく、その場合には性器毛細血管を広げるバイアグラなどのED治療薬(PDE-5阻害薬)が効果的でしょう。

【ご注意!!】
ヨヒンビンを含む海外製のサプリメントがありますが、十分な品質管理がされておらず、ヨヒンビン塩酸塩を高含有しているものは重大な副作用の危険性があります。また日本国内では「未承認医薬品」に該当しますので、間違っても服用しないようにしてください。

タウリンは、薬局などで購入出来る医薬品や医薬部外品に含まれる成分で、リポビタンDなどの栄養ドリンクによく含まれています。滋養強壮や肉体疲労への効果が医薬品・医薬部外品として認められています。正式な成分名は「2-アミノエタンスルホン酸」で、アミノ酸の1つです。医薬品に分類される成分のため、「清涼飲料水」や「サプリメント」などの食品には配合出来ません。
タウリンは、心臓の左心室の働きを高め、心不全を改善したとする研究があり、うっ血性心不全の治療薬としても、認可されています。また胆汁酸の排泄促進作用があるため、「肝機能を高める」とされています。

性欲・EDへの直接効果はない

タウリンの摂取そのものが、ED症状を改善したり、性欲を増強したとする研究は見当たりません。

精力剤として、認知度が高まってきているのが、【マカ】です。マカの植物としての学名は、Lepidium meyenii でアブラナ科の多年草植物です。

原産は南米ペルーで、4,000~5,000m のアンデス高地で自生や栽培されており、その根や茎の部分が食用として古くから利用されてきました。
アミノ酸、ミネラルをはじめ、リノレン酸、パルミチン酸、オレイン酸などの脂質が含まれており、栄養価の高い植物ですので、疲れている時に栄養源として摂取するには、よいかもしれません。原料となる植物が、枯れた土壌で栽培されていたり、栽培時に使用された農薬が残留している可能性もあり、サプリメントなどで摂取する場合には、信頼のおける製品を選ぶことが重要となります。

その他、グルコシノレート類が有効成分とされており、俗に、男性では、性欲増加・EDの改善・疲労回復・精子の運動能改善など、女性では、生理不順・不妊症・疲労回復などに効果があると言われています。そのため、様々な研究が行われていますが、優位に効果があったとする研究は少なく、科学的な効果は認められていません。

性欲改善の可能性

健康な男性56名(21~56歳)を対象とした試験において、マカを12週間摂取で、性欲が改善されることを示唆する報告があります。(PMID:12472620)
ED症状を改善したとする信頼のおける報告はありません。

成人における亜鉛 (Zn) の体内含有量は約2gで鉄 (Fe) についで体内で2番目に多い微量金属です。体内では亜鉛酵素と呼ばれる200以上の酵素の構成、酵素反応に関与しており、ホルモンの合成や分泌の調節、核酸(DNA、RNA)の合成、タンパク質の合成などに広く関与している重要な成分です。

著しく亜鉛が不足すると、皮膚や粘膜のトラブル、味覚の異常、免疫機能低下、貧血、男性機能不全、精神障害などが起こる可能性があります。

日本人の成人男性では、1日に9.0~9.5mg亜鉛を摂取するよう推奨 されておりますが、20歳以上の男性の摂取平均は9.0mg となっており、摂取量はおおむね足りていることが分かります。平均値ではほぼ推奨量に到達していますが、サプリメントなどを摂取している人も含まれているため、通常の食事からは意識的に摂取しないと不足しやすい栄養素です。

亜鉛の推奨摂取量/男性
(食事摂取基準2025年)
18~29歳 9.0mg/日65~74歳 9.0mg/日
30~64歳 9.5mg/日75歳以上  9.0mg/日

亜鉛を多く含む代表的な食べ物に「牡蠣」があります。他には豚のレバー、チーズに多く含まれており、牛肉や豚肉の赤身や鶏肉を積極的に摂ると、タンパク質と共に亜鉛を摂取できます。
サプリメントを活用する場合には、過剰摂取とならないよう十分注意が必要です。

1日の亜鉛摂取上限量(日本人の食事摂取基準2025年)
下記の表にある以上の量を継続して摂取し続けると、過剰摂取による健康被害が起こる可能性があります。普段の食生活でこれらの摂取量を超えることはまずありませんが、サプリメントを摂取する場合には十分な注意が必要です。

亜鉛の耐容上限量/男性
(食事摂取基準2025年)
18~29歳 40mg/日65~74歳 45mg/日
30~64歳 45mg/日75歳以上  40mg/日

性機能と精子形成への関与

亜鉛は、精子形成や性欲に関与しており、亜鉛の不足は精子形成に異常をきたし、性欲減退につながりますので、意識的に摂取した方がよい栄養素です。
加齢による器質性EDや心因性EDに直接効果があるものではありません。

日本人の食事摂取基準2025年(厚生労働省・外部サイト)
令和5年「国民健康・栄養調査」の結果(厚生労働省・外部サイト)

ビタミンDは「ビタミン」と名付けられていますが、化学的には、ステロイド骨格を持ったステロイドホルモンや性ホルモンに分類されるビタミンの中で特に重要な栄養素です。

ビタミンDは、サケ、マグロ、サバといった脂質の多い魚に多く含まれ、キノコ類にもビタミンDが含まれています。食事からの摂取の他、日光浴をして紫外線を浴びると皮膚で作られることは有名ですが、加齢と共に日光浴によるビタミンDの産生量は低下し、また日焼け止めを使用すると、ビタミンDの産生が大幅に低下します。東京慈恵会医科大学の越智小枝教授・斎藤充教授らが2019年4月~2020年3月に行った調査では、東京都内で健康診断を受けた人の98%がビタミンD不足(<30 ng/mL)であったとしています。

ビタミンDの不足は、テストステロンが低下する原因のひとつで、またうつ病など気力の低下の原因となると報告されていますので、男性更年期症状が気になっている方は、サプリメントで亜鉛と共にビタミンDを摂取すると良いでしょう。

日本人の成人男性では、1日に9.0μgのビタミンDを摂取が目安量として設定されていますが、日光浴をすることを前提とされており、耐容上限量(健康障害をもたらすリスクが少ない摂取量の上限)は100μgであることから、25~50μg程度の摂取が出来るサプリメントが日本製では多くなっています。海外製のサプリメントでは、さらに多くの量を設定しているものもありますが、過剰症のリスクがありますので、含有量を十分に確認するようにしましょう。

ビタミンD摂取目安量/男性
(食事摂取基準2025年)
18~29歳 9.0μg/日65~74歳 9.0μg/日
30~64歳 9.0μg/日75歳以上  9.0μg/日

1日のビタミンD 摂取上限量(日本人の食事摂取基準2025年)
下記の表にある以上の量を継続して摂取し続けると、過剰摂取による健康被害が起こる可能性があります。普段の食生活でこれらの摂取量を超えることはまずありませんが、サプリメントを摂取する場合には十分な注意が必要です。

ビタミンDの耐容上限量/男性
(食事摂取基準2025年)
18~29歳 100μg/日65~74歳 100μg/日
30~64歳 100μg/日75歳以上  100μg/日

ホルモン調整と性欲改善効果

ビタミンDは、テストステロンの合成に関与し、不足するとうつ病など気力の低下を引き起こすことが報告されていますので、低下している性欲を改善する可能性があります。亜鉛と共に意識的に摂取した方がよい栄養素です。
加齢による器質性EDや心因性EDに直接効果があるものではありません。

98%の日本人がビタミンD不足、東京慈恵会医科大学が国内初の基準値公表(大学ジャーナルオンライン・外部サイト)
日本人の食事摂取基準2025年(厚生労働省・外部サイト)

L-シトルリンは、1930年に日本でスイカから単離されたアミノ酸の1種です。ヨーロッパでは、抗疲労成分として、シトルリン・リンゴ酸塩が医薬品として販売されており、また日本では、2007年の「食薬区分」の改正によって、「医薬品成分」とされていたものが、「食品」にも使用出来るように変更となった成分です。L-シトルリンは、オルニチン回路でのアルギニン生合成の中間体で、代謝産物としてNO(一酸化窒素)を作りだし、血管拡張作用を有します。いくつかの研究で、「手や足などの末梢での血流の増加」や「疲労回復効果」があると示唆されています。

血流改善効果とEDへの可能性

L-シトルリンは、バイアグラなどのED治療薬と同じように、NO(一酸化窒素)を介して血管拡張作用があると考えられますが、その血管拡張作用は、EDを改善するほどはありません。
またL-シトルリンによって、ED症状が改善したとする、人での信頼出来る治験データもこれまでに見当たりません。

トンカット・アリの学名は、Eurycoma longifoliaで、東南アジアに生息する、ニガキ科に属する低木です。精力剤のサプリメントとして、根の部分が使用され、グリコサポニンやユーリコマノンが有効成分とされています。

男性更年期への効果では、トンカット・アリ 200 mg/日をLOH 症状の高齢患者 76 名に摂取させたところ、1 ヶ月後には血中テストステロン値が上昇し、AMS 質問票*で評価した症状が改善したという研究結果があり、日本内分泌学会雑誌2022でも取り上げられています。一方で、欧州食品安全機関(EFSA)は、トンカットアリはDNA損傷を誘発する可能性があり、安全性は十分に確立していないとしています。
*AMS 質問票とは、男性の更年期症状の状況を示す一つの指標。(Aging Male Symptoms rating scale、男性更年期障害質問票)

テストステロン増強作用とED改善の可能性

EDを訴える男性(57–72 歳)にトンカット・アリ 400 mg/日を 5 週間投与したところ、すべての患者において血中テストステロン値が上昇し、性活動や性欲が高まったとする報告がありますが、被験者数が13名と少なく、トンカットアリのED改善や精力増強効果があったとするヒトでの信頼出来るデータは今のところありません。

男性の性腺機能低下症ガイドライン 2022(日本内分泌学会・外部サイト)
トンカットアリの安全性(食品安全委員会・外部サイト)

精力剤は、性欲や体力の向上を目的としたホルモン剤、漢方薬、サプリメントを含みますが、中折れなどのED症状そのものの治療を目的とする医薬品ではありません。

一方で、ED治療薬(バイアグラ、シアリス、レビトラなどのPDE-5阻害薬)は、陰茎海綿体への血流を増やす作用により、勃起機能の改善効果が医学的に証明されている厚生労働省に認可された医薬品です。

以下のように目的・作用・効果発現に明確な違いがあります。

項目精力剤ED治療薬
分類医薬品・医薬部外品・サプリメント医療用医薬品(PDE-5阻害薬)
主な目的性欲・体力向上勃起の維持・改善
作用の仕組み間接的(ホルモン調整や栄養素の補充)直接的(血管拡張による勃起改善)
効果の速効性個人差がある
速効性はない
即効性(服用後30分~3時間)
効果の持続体質改善による持続効果一時的な効果(5~36時間)
副作用リスク比較的低い(過剰摂取や粗悪品注意)比較的低い(頭痛、ほてり、鼻づまりなどの可能性)

どちらを選ぶべきか?

精力剤はあくまで「体力サポート」「性欲維持」などの補助的な役割であり、EDの直接的な改善を期待する場合は、ED治療薬(PDE-5阻害薬)を検討すべきです。

特に「勃起そのものが維持できない」「性的刺激があっても反応がない」といった明確なED症状がある場合は、ED治療薬による治療が推奨されます。

有効成分としては、シルデナフィル、バルデナフィル、タダラフィルの3種類があります。

Q. 精力剤にED改善の効果はありますか?

A. 精力剤の中には、血流促進や性欲増進作用を持つ成分が含まれており、間接的にED改善をサポートする可能性はあります。ただし、即効性や医学的な治療効果が明確に証明されているものは少なく、ED治療薬(PDE-5阻害薬)とは作用が異なります。
▶ 精力剤とED治療薬の違いはこちら

Q. 精力剤にはどのような種類がありますか?

A. 精力剤には医薬品タイプとサプリメントタイプがあります。医薬品にはメチルテストステロンやヨヒンビンなどがあり、サプリメントではマカ、亜鉛、ビタミンD、シトルリン、トンカットアリなどが代表的です。
▶ 成分ごとの詳細はこちら

Q. 精力剤とED治療薬はどう違いますか?

A. 精力剤は性欲や体力を補うことを目的とした医薬品・サプリメントで、間接的なサポートが中心です。一方で、ED治療薬(バイアグラなど)は勃起機能そのものを改善する直接作用型の医薬品です。
▶ 精力剤とED治療薬(PDE-5阻害薬)の違い

Q. シトルリンにはED改善効果がありますか?

A. シトルリンは血流を促進する作用があり、ED治療薬と似たメカニズムがありますが、現在のところED改善を直接証明する十分な臨床データはありません。
▶ シトルリンの解説はこちら

Q. マカは性欲を高めるのに効果的ですか?

A. マカの摂取によって性欲の改善が見られたという報告がありますが、科学的には確定的な効果は認められておらず、個人差も大きいです。
▶ マカの解説はこちら

Q. 男性更年期(LOH症候群)にはどの成分が効果的ですか?

A. 男性更年期による性欲低下やED症状には、テストステロン補充が効果的とされており、医薬品としてメチルテストステロンが使用されることがあります。
▶ テストステロンの効果はこちら

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