バイアグラ溶解時間(溶け方)の比較

バイアグラ、レビトラ、シアリスの溶解時間(溶け方)の比較

3種類のED治療薬、バイアグラ・レビトラ・シアリスそれぞれの溶解時間に対しての錠剤の状況を実際に水に浸して経過時間ごとに比較してみました。

※室温24℃、水温18℃にて検証

比較後の見解

ED治療薬3剤の効きはじめの特徴としてバイアグラ・レビトラは空腹時に服用後20分~1時間、シアリスは1時間~3時間と言われておりますが、水に浸した場合バイアグラ・レビトラは1分半程度で外側のコーティングが剥がれはじめ、2~3分後には中の成分に水が浸透して成分が完全に溶け出すことが分かりました。よく患者様より「噛み砕いた方が効き目が早いのか?」という質問をいただきますが、この溶解検証の通り18℃の水で2分で溶けるのですから胃袋の中に入れば更に早く溶け出すことでしょう。つまり噛んで苦い思いをしてもあまり変化はありませんので、そのまま服用していただくことを推奨いたします。

シアリスに関しましては、6分~10分で黄色い外側のコーティングが溶け有効成分が表面に出てきます。噛んで効果を早めるならシアリスの方がまだよいかもしれません。バイアグラ、レビトラは見た目の溶け方は一緒ですが実際に体に早く吸収するのはレビトラで Tmax(最高血中濃度到達時間)も40~50分と一番早く、バイアグラは Tmax が30~1時間半です。よって薬剤が胃の中に入ってから成分が外に溶け出す時間は一緒でも溶け出した後、体内に吸収する速度に違いがあるということになります。

その根拠として挙げられるのが有効成分の特長の違いがあります。シルデナフィル【バイアグラ】は水にやや溶けにくい性質を持っているのに対しバルデナフィル【レビトラ】は水にやや溶けやすい性質を持っているからです。そしてタダラフィル【シアリス】は水にほとんど溶けない性質ですので成分が溶け出すスピードも一番遅く Tmax も0.5~4時間と吸収が遅いことがうなずけます。この各薬剤の医学的な根拠に基づく、より細かな違いが知りたい方は下記をご参照下さい。