浮気だとED「マンガ」
浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修
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浮気だと勃起しないという相談も稀にあります。
この相談はED治療薬を浮気に使用したいから処方してほしい、と言っているようなものです。
実際、同じような悩みを持って来院される方がいても、そこまで具体的に言い出す方は少なく、そのため同じ悩みを抱えている人がどのくらいの割合でいるのかを判断するのは難しいのが現状です。実際には、このような悩みを抱えている方は、思っている以上に多いのかもしれません。
多くの場合、浮気の際に勃起しない理由は、加齢や糖尿病、高血圧などの健康問題が影響していることが多いと考えられます。
しかし、このマンガに登場する患者さんの場合、浮気での性行為に対して罪悪感を感じ、それが原因で勃起しなくなってしまうというケースです。
一般的に、男性の本能としては浮気をすると逆に性欲が高まり、勃起力も増すものと考えられていますが、この患者さんの場合、性欲は高まるものの、いざという時に罪悪感にとらわれてしまい萎えてしまいます。
この患者さんの性格にもよると思いますが、恐らく普段からよくケンカをするものの、奥様のことが本当に好きで、愛している証拠だと思います。好きだからこそ裏切れない、だからこそ罪悪感にかられるのです。一見すると、奥様が強くて浮気がバレることを恐れて萎えているようにも見えますが、それとは違い、奥様を大切に思っている証拠だと考えられます。
このような話を患者さんに伝えたところ、納得され、最終的には薬の処方なしで帰られました。浮気が原因で罪悪感にとらわれて勃起しないから治療薬を処方してほしいと言われても、処方には躊躇が伴います。罪悪感があるのは、浮気が悪いことだと認識しているからで、もし薬を処方して浮気での性行為がうまくいき、罪悪感が薄れてしまうようなことがあれば、その人自身を不幸にすることになりかねません。
こういった場合、ED治療薬ですら、アルコール中毒と同様に、人生を壊す可能性があるということを処方する側がしっかり認識しておく必要があると感じました。この相談は非常に考えさせられる内容でした。