レビトラレビトラの正しい服用方法と処方

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

レビトラはED(勃起不全)治療薬としてバイアグラの次に誕生したお薬です。製造販売はアスピリンの開発で有名なドイツに本社を持つバイエル薬品という製薬会社です。有効成分は「バルデナフィル」、製剤名は「バルデナフィル塩酸塩水和物錠」、販売名である「レビトラ」はバイエル薬品の所有する商標登録名です。

剤形は画像の通り円形の外形の淡黄赤色(オレンジ色)のフィルムコーティング剤なので見た目はオレンジでも中身は白い薬剤で、バイアグラよりも水に溶けやすい性質上、即効性があるのが特徴です。またレビトラはバイアグラやシアリスと同様に薬価が決められていない薬価基準未収載医薬品なので、どこの医療機関でも保険適用外となり自費診療となります。

初診からご利用いただけます。
来院歴が無くてもOKです。

要点まとめ

  • 有効成分:バルデナフィル
  • 作用時間:10mg/5時間・20mg/7~9時間
  • 服用方法:性行為の1時間前(空腹時であれば30分前)
  • 特長:即効性がある
  • 併用禁忌薬:硝酸剤い及びNO供与剤・sGC刺激剤・抗ウイルス薬 (HIV治療薬)・内服の抗真菌薬・抗不整脈薬・グレープフルーツ
  • 副作用:顔のほてり・目の充血・頭痛・動悸・鼻詰まり
  • 食事の影響:受けにくい(700kcalまでの低脂肪食)
  • お酒との併用:程よい飲酒はOK・飲み過ぎは効果が得られない
  • ジェネリック:2社が発売(2020年9月16日現在)
  • 作用機序:勃起を持続させるのに必要なサイクリックGMPという物質を壊すPDE-5の働きを阻害することで勃起補助をする。
  • 健康保険:適用外
  • 国内流通状況:10mgは流通無し・20mgは品薄状態(2020年9月16日現在)

お知らせ 2020年6月5日

2019年3月18日に製造元であるバイエル薬品よりレビトラ錠の出荷停止のお知らせが届き、当院グループ全医院でも処方できない状況でした。しかし、ようやくバイエル薬品より20mgのみではありますが4月13日(月)より供給再開のお知らせが届きました。

今回の供給再開は添付のバイエル薬品からのお知らせにもある通り、「次回入荷の目途が立っていないので在庫が無くなり次第、再度、供給を一時停止」と記されているますが、当院では2020年9月7日現在、全医院にて在庫は潤沢にございますのでご希望の方は在庫は気にせずご来院下さい。
尚、今回のレビトラ錠の品薄の理由は、改修工事により長期間の製造停止した医薬品の生産がレビトラ含め追い付いていないためであり、製造上、医薬品に問題が生じたという訳ではありませんのでご安心下さい。


レビトラ錠10mgに関しては、引き続き供給停止であり再開の目途も立っていません。あくまで20mgのみの供給再開であることをご了承ください。
またレビトラ錠の特許は満了を迎え、現在、沢井製薬と東和薬品から厚労省より認可を得たレビトラのジェネリックが発売されているので、10mgを希望の方はジェネリックを処方させていただいております。

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当院では、以下の価格にてレビトラ錠の処方を行っております。1錠から処方可能です。また、初診料及び再診料は無料ですのでかかる費用はお薬代金のみとなります。

バルデナフィル錠処方
単位
価格
(税込)
診察料-無料
【先発品:レビトラ】
レビトラ 10mg
※全医院在庫無し
1錠1,500円
レビトラ 20mg1錠1,800円

なお、レビトラ錠以外にバイアグラやシアリスも取扱いがございます。それぞれの違いについてはバイアグラとレビトラとシアリスの違いを、価格や診療時間は以下のリンクよりご確認ください。

上の画像が当院にて処方しているバイエル薬品の純正(正規品)のレビトラです。国内正規品は、すべて10錠で1枚のPTPシートで、ボトル入りやバラは存在しません。

レビトラ錠に関する各種文書
【医療・医薬関係者用】
添付文書
医療関係者用
インタビュー
フォーム
医療関係者用
くすりのしおり
10mg 20mg
レビトラ10mg
くすりのしおり
外部リンク
レビトラ20mg
くすりのしおり
外部リンク
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昔のレビトラ錠について

日本国内の正規品は以前は1シートが4錠のPTPシートでした。しかし2012年7月に発売元であるバイエル薬品より添付の通知が配布され同年9月頃より当院でも10mg、20mgともに10錠のPTPシートに変更になりました。
(※画像をクリックしていただくと大きく表示されます。)

稀に4錠シートをお持ちになって来院し「これは本物でしょうか?」と質問される患者様もいらっしゃいます。確かに本物ですが確実に使用期限が切れていますので服用なさらないようにして下さい。勿体ないですが破棄するようお願い致します。

  • レビトラ錠は性行為をする1時間前に飲んで下さい。
    空腹時なら20分で効いてきます。
  • 10mgは飲んでから4~5時間ほど作用します。20mgは8~10時間ほど作用します。
  • 1日の服用は1回とし、服用間隔は24時間以上にして下さい。
  • 処方ができかねる方もいますのでご注意下さい。
    詳しくは → レビトラを処方できない方
  • 硝酸剤やHIV治療薬、抗真菌薬、抗不整脈薬を服用している方にも処方できません。
    詳しくは → レビトラの併用禁忌薬
  • 脳に作用するお薬ではないので性的興奮作用や性欲増進作用はございません。よって、飲めばすぐに勃つということはなく、あくまで性的刺激を受けなければ勃起はしません。レビトラはいざ勃起をした時に萎えるのを防ぐお薬とご理解下さい。
  • レビトラ食事の影響」でも詳しく説明させていただいておりますが食事の影響は確実にあります。ですので、「レビトラであれば食事をしても効果が十分に得られる」と思っている方はご注意ください。
    なるべく食前20~30分前の空腹時に服用することをお勧め致します。
    食前の服用が厳しい場合は、食事自体を油分の少ないあっさりした料理にし、食べる量も腹7分で抑えて、食後2~3時間くらい空けるようにすれば、比較的満足な効果が得られると思います。食事と同時、もしくは食事直後にレビトラを服用すると効果の発現時間がかなり遅れたり、効果が半減したり、最悪全く効果がない場合もよくありますので、ご注意下さい。
  • レビトラを服用する時はお水でなくても、他の飲料で飲んでも大丈夫です。ただし、グレープフルーツジュースとの併用で薬が効き過ぎたり、代謝が遅れたりすることで予期せぬ副作用を生じる可能性もあるためグレープフルーツの果汁入りの飲み物では飲まないようにして下さい。またお酒との併用についてはページ下部の「飲酒後の服用について」をご覧ください。
  • 「血糖値やコレステロールが高かったりと糖尿病の気がある、又は糖尿病の方」「身体が元々大きい方」「肥満の方」「高血圧の方やうつ病を患っている方で、その治療薬による薬剤性のEDの方」は、レビトラ10mgではあまり効かない可能性もございます。満足な効果が得られないような場合は20mgを試してみるのもよいでしょう。
  • 来院から処方までは5~10分程度です。
  • 1錠単位で処方可能です。試しに1錠だけ希望の方でも安心してご来院下さい。
  • ED治療薬の処方は日本の医療機関では保険診療対象外ですので保険証は不要です。
  • 処方までの流れは下記をご覧下さい。

ED治療における精神安定剤について

性行為の際、過度の緊張が原因でED気味になっている方は精神安定剤(1錠100円)と併用することで薬の効果を引き出せる場合があります。ただし、ある程度の緊張により性的興奮を高め勃起力に繋がっている人には逆効果となる場合もあります。
精神安定剤のみの処方はしていません。処方数はED治療薬と同数までとなります。


レビトラの郵送について

現在、初診もオンライン処方を受け付けておりますので来院歴が無くても新規アカウント登録よりメールアドレスを登録することで電話での医師との問診後にレビトラの郵送処方が可能です。
これは、政府がコロナウイルス感染拡大防止のために時限的・特例的に電話での初診対応を容認している期間限定の処置ですので予告なく終了する場合があることをご了承下さい。


レビトラ以外のED治療薬

レビトラ以外にもED治療薬にはバイアグラ、シアリスもございます。レビトラしか試したことのない方は他のお薬も服用してみて自分に合ったED治療薬を見つけることをお勧め致します。下記のページで、ED薬3剤の特長を比較表にしています。選び方などの解説をしております。是非ご参考下さいにしてみてください。


レビトラで効果が今一つだった場合

レビトラ10mgやバイアグラ50mgで満足のいく効果が得られなかった方には特にレビトラ20mgをお勧めいたします。レビトラ20mgは糖尿病の方にも有意な勃起効果が得られるとのデータもございます。バイエル薬品が提供する資料を元に作成した以下のページを参考にしてみてください。


また、今一つ効果を得られなかった人の中には服用の方法に問題がある場合もあります。レビトラはバイアグラよりも食事の影響が少ないのは確かではありますが、全く受けない訳ではありませんので効果を引き出すには"コツ"があることを覚えておいて下さい。

レビトラは血管拡張作用があるので「顔の火照り」「目の充血」「鼻づまり」「頭痛」がよくある副作用です。初めて服用する方は少し驚かれるかもしれませんが火照ってきても「薬が効いてきたな」という合図と捉えるくらいで問題ありません。飲酒時はお酒の血管拡張作用との相乗効果で血流が良くなり過ぎて血圧が下がり「めまい」や「立ち眩み」といった症状がでやすくなるので特にお酒が弱い方は併用は避けた方が良いでしょう。
他には消化不良に似た症状で胃部不快感やお腹の張り等もあります。これはレビトラは陰茎海綿体平滑筋を弛緩させ勃起を促すのですが胃や食道の平滑筋も弛緩させるのが要因です。
さらに詳しく副作用についてお知りになりたい方は画像をクリックしていただくか以下のリンクよりご覧ください。


レビトラで頭痛がする場合の対処法

レビトラの副作用による頭痛が気になる方は、薬局で購入できる頭痛薬で緩和される場合もあります。
当院でも頭痛が気になる方にロキソプロフェンNa錠60mg「サワイ」を 1錠50円(税込)にて処方いたします。


レビトラの添付文書や服用ガイドの冊子等には「健康成人男子24例にバルデナフィル20mgを標準的な食事(総エネルギーに占める脂肪の割合が約30%)摂取直後に投与した場合、バルデナフィル(未変化体)の AUC 及び Cmax に食事摂取による影響は認められなかった。」と明記されています。しかし、とてもわかり難い説明です。
具体的には「700kcal未満で脂質が23.3g以下であれば食事の影響を受けない」と理解しておいて下さい。

つまり、エネルギー700kcalを超えず、あっさりした食事を摂取した後であれば食事の影響は無いが脂質の高い食事後だと効果が弱まるということです。最大限効果を引き出す場合は空腹時(食前30~40分前)に飲むことが最良です。やむなく食事後に服用する時は脂っこいものを避けて食事を軽くすることです。食事の影響に関する情報を更にお知りになりたい方はレビトラの食事の影響にて詳しく解説していますのでご参照下さい。
飲酒の影響については事項の「飲酒後の服用について」をご参照下さい。

お酒との併用は少し注意が必要です。お酒の弱い人がレビトラとお酒を一緒に飲むと、レビトラの血管拡張効果によりアルコールが一気に回って倒れてしまう可能性があるためです。

また、お酒が強いからといって飲み過ぎてしまうと、脳からの神経伝達が悪くなり勃起力自体低下するだけでなくレビトラの効果も全く無くなってしまうので飲み過ぎにはご注意下さい。ほどよい飲酒でしたらアルコールにある精神安定作用によりリラックスできるので、逆にお薬の効果を引き出せることもございます。特に緊張からくるEDの方などは、あえて少量のお酒と一緒にED治療薬を服用するのも効果的な場合もありますので、覚えておくと役に立つかもしれません。

また、食前の空腹時に服用した時に副作用で顔が赤くなったり、目が少し充血したりするとパートナーに違和感を与えてしまうので、レビトラを服用していることをパートナーに知られたく方は、あえて少量のお酒を飲むことで顔の赤みをお酒のせいにするという方法もあります。

レビトラは有効成分としてバルデナフィルを含有しています。「レビトラ20mg」の「20mg」とは有効成分としてバルデナフィル塩酸塩水和物23.705mgうちバルデナフィルとして20mg含有しているということです。
このバルデナフィル塩酸塩水和物は、白色~若干黄色がかった結晶性の粉末で、エタノール(99.5)又は水にやや溶けやすい性質を持っています。この水に溶けやすい性質はバイアグラやシアリスにはないレビトラ独特のものです。そのため、最高血中濃度に達する時間も0.7~0.9時間(42分~54分)と、ED薬3剤の中で一番早いので「即効性のあるED治療薬」と言われる理由はそこにあります。

一般名
バルデナフィル塩酸塩水和物
(Vardenafil Hydrochloride Hydrate) JAN
(Vardenafil INN)
分子式
C22H32N6O4S・HCI・3H2O
構造式

勃起は、性的刺激・興奮を受けることでNO(一酸化窒素)が放出され、局部の細胞内にcGMP(サイクリックグアノシンーリン酸)という血管を拡張させる物質が増えることで起きます。そして、放出されたcGMPをPDE5(ホスホジエステラーゼの5型)という酵素が壊すことで海綿体の血管が収縮して勃起が治まります。レビトラは勃起を持続させるのに必要なcGMPを壊すPDE5を阻害(抑制)する作用があるため勃起補助の効果があります。

レビトラの効果は勃起の補助

レビトラは服用すれば勃起するというお薬ではありません。性的刺激を受け性的興奮し、いざ勃起をした時にそれを補助してくれる勃起不全治療薬です。先に述べた説明の通り、まずは性的刺激により自らcGMPを増やす必要があるということをよくご理解ください。
なお、性的興奮作用や性欲増強作用など催淫効果もありません。

レビトラは服用後、20分~40分程度で効き始め、作用時間は10mgで5時間ほど、20mgでは7~10時間くらいはあります。効果発現時間は作用時間は、その日の体調などにも左右されるのであくまで目安と捉えておいて下さい。

作用時間について

服用後の作用時間は、10mgで5時間程度、20mgで7~9時間程度です。その日の体調などにも左右されるのであくまで目安と捉えておいて下さい。服用後、血中濃度が最高に達するまでは添付文書記載の臨床結果では30~60分というデータになっていますが、空腹時に服用することで早くて20分程度で効き始めてきます。食事の影響については他の項目でも説明しましたがバイアグラよりは影響を受けにくいのは確かですが確実に影響はあります。食後に服用する場合はあっさりした食べ物を腹7分目くらいに抑え決して脂質の多い食べ物は控えるようにして下さい。

作用時間をED治療薬別で比較した場合『シアリス20mg>シアリス10mg>レビトラ20mg>レビトラ10mg=バイアグラ50mg>バイアグラ25mg』となります。それぞれの違いについてまとめたページがございますので、ぜひご覧ください。


服用の間隔について

レビトラは1日1回しか服用できません。10mg・20mgともに1錠服用したら24時間は服用できません。レビトラ以外のED治療薬についてもこの間隔は同様です。この間隔が守られていれば連日服用しても問題はありません。また、服用を重ねることで体に抗体ができて徐々に効き目が悪くなるようなことはありませんが、ED(勃起不全)の要因となっている疾患(糖尿や高血圧等)が進行することで効き目が悪く感じるということは思えておいて下さい。

レビトラの歴史

レビトラは日本での発売当時から製造発売元がバイエル薬品なので意外と知られていませんが、実は開発自体はバイエル単独ではありません。同じくED治療薬であるバイアグラの持つ欠点を補うことを目的に5年の臨床試験を費やし英グラクソ・スミスクライン(GSK)、米シェリング・プラウを加えた3社で行われ、結果、バイアグラと比較して、食事による影響が少なく、即効性の面で優れるレビトラ錠が誕生しました。

その後、2005年にGSKはレビトラのプロモーション権利の大部分を2億7,200万ドルでバイエルに譲渡したため現在では多くの国でバイエルが単独販売しています。
米国ではGSKとバイエルが米国シェリングプラウに販売委託していたが2009年にシェリング・プラウが米メルクに吸収合併され現在は米メルクが販売委託を引き継いでいます。
イタリアではバイエルがレビトラ(LEVITRA)、GSKはビバンザ(Vivanza)という名称で2社が発売しています。
このように現在でもレビトラ錠の販売には独バイエル、英GSK、米メルクの3社が絡んでいるのです。

また、あまり知られていませんがバイエル薬品は米国FDAから2010年6月に承認を得てレビトラ錠のOD錠(口腔内崩壊錠)であるSTAXYN(スタキシン)を米国にて発売しています。

レビトラの名前の由来について

レビトラは英文で「LEVITRA」、これは「le」と「vitra」の意味から成ります。フランス語で男性定冠詞の「le」、ラテン後で生命を意味する「vitra」つまり「男性の生命」という意味が込められているのです。

続いてレビトラのマークの意味について。上記画像のようにレビトラの小冊子や薬剤の箱に炎のマークが書かれています。この意味を知らない方も多いのではないでしょうか?これは発売当時にバイエル薬品の社員の方から聞いたのですが、この炎はマッチの炎をモチーフにし「こすればすぐに着火する」、つまり「素早く効く」「服用してすぐ効く」などの意味合いが込められているそうです。

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