新型コロナワクチンとED・AGA薬の使用
ED治療薬3剤の違い
3剤の違い シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル
AGAとは プロペシア ザガーロ ミノタブの危険性 AGA治療薬2剤の違い
2剤の違い フィナステリド デュタステリド オンライン診療
浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修
更新日:
ここでは、新型コロナワクチンの接種前後における、バイアグラ(シルデナフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)などのED治療薬や、プロペシア(フィナステリド)、ザガーロ(デュタステリド)などのAGA治療薬の服用について説明します。
基本的には、ED治療薬やAGA治療薬と新型コロナワクチンとの間に、作用機序上、特別な相互作用があるとは考えられておらず、ワクチン接種前後でも通常どおり服用できます。
ただし、ワクチン接種後に体調不良が生じた場合には、「ワクチン接種による副反応なのか」「治療薬による副作用なのか」を判断しにくくなる可能性があります。そのため、接種前後の服用については、体調や服用している薬の状況などを考慮して判断することが大切です。
特に、ワクチン接種後にみられることがある頭痛、筋肉痛、倦怠感、発熱などの症状は、ED治療薬の副作用としてもみられることがあります。そのため、接種後にこれらの症状が現れた場合、原因を判別しにくくなる点には注意が必要です。
また、厚生労働省が公表している情報では、新型コロナワクチンの副反応は、ファイザー社製・モデルナ社製ともに接種翌日に多くみられるとされています。こうした点も踏まえ、接種後に体調の変化があった場合は、無理に服用を続けず、症状が改善するまで様子を見るなど、体調を優先することをおすすめします。
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ED治療薬
バイアグラなどのED治療薬については、ワクチン接種後に発熱、頭痛、倦怠感などの副反応が現れる可能性を考慮し、接種当日と翌日は服用を控え、できるだけ無理をせず経過をみることをおすすめします。厚生労働省も、ワクチン接種後は接種当日・翌日に無理をしないよう案内しています。
接種翌々日以降、体調に問題がなければED治療薬の服用を再開してもよいと考えられます。ただし、発熱、頭痛、倦怠感、筋肉痛などの副反応と思われる症状がある場合は、症状が改善するまで服用を控えてください。
また、これまでED治療薬を服用したことがない方や、これまで使用したことのない種類のED治療薬を初めて服用する場合は、ワクチン接種による副反応と薬による副作用を区別しやすくするため、接種前後の数日間は新たなED治療薬の服用を避けることをおすすめします。
AGA治療薬
すでにフィナステリド(プロペシア)やデュタステリド(ザガーロ)などのAGA治療薬を継続して服用している方は、基本的にはワクチン接種前後の服用を過度に心配する必要はありません。ただし、接種後に発熱や倦怠感などの体調不良がある場合は、症状が改善するまで服用を控えることをおすすめします。
一方、これからフィナステリドやデュタステリドによるAGA治療を始める方は、ワクチン接種と治療開始の時期をずらすことをおすすめします。2回目のワクチン接種後、少なくとも2日程度は間隔を空け、副反応がないことや体調に問題がないことを確認してから治療を開始するとよいでしょう。
新型コロナワクチン接種後は、発熱、倦怠感、頭痛、筋肉痛などの症状がみられることがあります。これらは通常、数日以内に改善します。
ワクチン接種当日と翌日はできるだけ無理をせず、体調の変化に注意しながら過ごすことが大切です。症状が強い場合や長引く場合、判断に迷う場合は、自己判断で薬を服用・中止せず、医師や薬剤師に相談してください。