レビトラ発売中止後の代替薬について

浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修

【2022年11月28日現在】当院在庫状況
レビトラ錠10mg全医院在庫無し
レビトラ錠20mg全医院在庫無し

代替は正規ジェネリック

2021年10月に発売元であるバイエル薬品よりレビトラ錠の販売中止の発表がされ、2022年9月現在、既に国内の市場から完全に消えています。現状では、各医療機関にある在庫が無くなれば国内からレビトラ錠は完全に姿を消すことになります。詳しくは以下のコラムをご参照下さい。

では無くなった後はどうすればよいのか?

2020年6月に沢井製薬から、7月に東和薬品から厚労省から製造承認を取得した国内正規レビトラジェネリックとしてバルデナフィル錠が発売開始されていますのでレビトラ錠の販売中止後はこちらを代替にすることをオススメ致します。
正式名称は以下の2剤です。
バルデナフィル錠10mg/20mg「サワイ」
バルデナフィル錠10mg/20mg「トーワ」
どちらもレビトラ錠と効き目が同等であることを厚労省から認められたお薬ですので安心して服用していただけます。

バリフ(Valif)等の国内未承認のED薬の個人輸入は偽物も多く思わぬ健康被害を生じる可能性もあるので手を出すのは危険です。

バルデナフィル錠以外であればシルデナフィル錠が理想

有効成分の構造式も非常に似ていて、効き目も似ていることからバイアグラを代替にするのが無難でしょう。バイアグラも特許が満了を迎え価格の安いジェネリックが発売されているのでシアリスではなくバイアグラのジェネリックがお勧めです。

構造式の類似

以下の画像は、バイアグラの有効成分であるシルデナフィルクエン酸塩、レビトラの有効成分であるバルデナフィル塩酸塩水和物、シアリスの有効成分であるタダラフィル、それぞれの構造式を比較したものです。
見比べていただければわかる通り、ブルーの枠のシルデナフィルの構造式オレンジの枠のバルデナフィル非常に良く似ています。違いは「クエン酸か塩酸かの違い」他に一箇所、「N(炭素)の位置が違う」のと「メチル基かエチル基かの違い(左側のH3CとNの繋がっている線が折れてるか真っすぐか)」だけです。

効果の類似

シアリスはバイアグラやレビトラよりも遥かに作用時間が長く効き目もマイルドと特徴が独特であるため構造式が全く異なっているのにも頷けます。
バイアグラはレビトラと構造式が似てるだけあって効果の出方も似ています。違いは有効成分がクエン酸のバイアグラより塩酸のレビトラの方が水に溶けやすいので即効性があるという点。作用の強さで言えばバイアグラ50mgとレビトラ10mgがほぼ同等です。
レビトラ20mgを服用されてた方はバイアグラ50mg1錠では効果が今一つと感じてしまう方もいらっしゃるかもしれません。特に糖尿気味の方は高容量でないと満足な効果が得られない可能性があるのでバイアグラの容量を増やすしか方法がありません。バイアグラ50mgで効果が感じられない方は担当医に相談してみて下さい。医師によってはバイアグラ50mg×2錠をお勧めしてくれるかもしれません。


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