バイアグラのジェネリックに関するよくある質問

浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修

当院では以下のバイアグラジェネリックを取扱っております。

  • 東和薬品のシルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」
    (レモン風味・コーヒー風味の2種類)1錠1,000円(税込)
  • キッセイ薬品のシルデナフィル錠25mgVI「キッセイ」1錠650円(税込)
  • キッセイ薬品のシルデナフィル錠50mgVI「キッセイ」1錠1,000円(税込)
  • 富士化学工業のシルデナフィル錠25mgVI「FCI」1錠500円(税込)
  • 富士化学工業のシルデナフィル錠50mgVI「FCI」1錠900円(税込)

シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」、シルデナフィル錠50mgVI「キッセイ」、シルデナフィル錠50mgVI「FCI」は、いずれもバイアグラ50mgと同じく有効成分であるシルデナフィルを50mg含有しております。基本的にはジェネリック医薬品が先発医薬品と変わらない効果であると製薬メーカー及び厚労省は謳っています。それは「有効性の試験」において「先発品に比べ統計学的に見て差が無い」とされているからです。

しかし、統計学的に差が無いの基準が「±15%の範囲は差が無い」としているので、厳密にいえば「有効性が100%完全に同じ」というわけではありません。「±15%」ですから先発品のバイアグラよりも「15%効き目が弱い」「15%効き目が強い」「全く同じように効く」と人によって効き目がわかれるということです。全く効かないということはございませんし先発品バイアグラよりも効果増の可能性も考えられます。値段も安いのでそれぞれ一度は試されることをお勧め致します。

当院にて扱っている東和薬品のシルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」は自社工場である大阪府門真市の大阪工場、キッセイ薬品のシルデナフィル錠50mgVI「キッセイ」は長野県塩尻市にある同じく自社工場である塩尻工場、富士化学工業のシルデナフィル錠50mgVI「FCI」は富山県の郷柿沢工場で製造されています。いずれも国産の薬剤ですので安心して服用して下さい。

ちなみに先発品であるバイアグラはファイザーの自社工場である名古屋工場、レビトラはバイエル本社のあるドイツの工場にて製造、シアリスは日本新薬の自社工場である小田原総合製剤工場で製造されています。

東和薬品のバイアグラジェネリックは、口腔内崩壊錠(OD錠)となっているため、口の中で簡単に崩れる剤形になっています。
しかし、崩壊した有効成分は先発品バイアグラと同じように口の粘膜から吸収されるわけではなく腸から吸収されるので、先発品のバイアグラ錠より早く効くということはありません。このことは、先発品とジェネリックと比較して、血液中の有効成分濃度の推移に違いがないことが臨床試験で確認されています。

また先発品のバイアグラも、服用後3分ほどで錠剤が溶けますので、さほど大きな差はでないでしょう。


レビトラ、シアリス共に日本国内で特許が無効となり、どちらも厚生労働省が認可したジェネリックが発売されています。


レビトラのジェネリック医薬品
2020年6月3日に沢井製薬株式会社より、2020年7月8日には東和薬品より、厚労省から製造承認を受けたレビトラのジェネリック医薬品「バルデナフィル錠10mg/20mg」が発売され、当院でもお取り扱いを開始しています。
詳しくは、バルデナフィル(レビトラのジェネリック)についてをご覧ください。


シアリスのジェネリック医薬品
2020年2月19日に数社がシアリスのジェネリックとしてタダラフィル錠が厚労省から製造承認を取得しました。その後、2020年3月19日に沢井製薬より、2020年11月11日には東和薬品よりタダラフィル錠10mg/20mgが発売開始され、当院でもお取り扱いをしております。
詳しくは、タダラフィル(シアリスのジェネリック)についてをご覧ください。

当院では日本国内で厚生労働省に認可された医薬品のみを扱っています。そのため、厚労省"未"認可のインド製のバイアグラのジェネリック医薬品は取扱っておりません。厚生労働省に認可されていない海外製の医薬品を処方して、患者様に健康被害があっては大変だからです。

さらに日本国内でインド製ジェネリックを入手する場合、当院のような医療機関であっても本物の薬を確実に仕入れられる正規ルートが存在しないので個人輸入代行業者に頼るしかありません。しかし個人輸入代行業者を介する場合、偽物を掴まされる可能性が高いです。このような理由からインド製ジェネリックを患者様に処方することはできないのです。
しかしながら、ここ最近、全国に複数院展開している某男性専門クリニックが個人輸入したインド製ジェネリックを処方しているという話を耳にします。その某男性専門クリニックは、偽物の可能性があるインド製ジェネリックを薬の安全性とは関係の無い「薬監証明」というキーワードを使って、さも安全であるかのように見せかけて処方しているようです。このような悪質なクリニックがあるのでご注意ください。


当院では、開院してから18年以上、全医院合わせて延べ患者数で300万人以上*1 にED治療薬を処方しておりますが、当院で取り扱っている国内正規のバイアグラ・レビトラ・シアリス・バイアグラジェネリックで過去に健康被害があったという報告は一度もありませんのでご安心ください。

*1 グループ医院7院合計の患者数

「バイアグラ」という名称は、ファイザー株式会社が所有する登録商標のため、他の会社はバイアグラという名前を使用することが出来ません。以前は、ジェネリック医薬品それぞれに発売する各会社が新しい名前を自由に付けていましたが、医師や薬剤師が覚えなくてはいけない薬剤名が膨大となってしまい誤投与等の事故を防止するため、以下のように含有する有効成分に係る一般的名称に剤型、含有量及び会社名(屋号等)を付すことが義務化されるようになりました。

有効成分名(一般的名称)+剤型+含有量+「発売している会社名」

バイアグラの有効成分一般名は、シルデナフィルですので、ジェネリック医薬品は以下のように薬剤名が付けられています。

  • 東和薬品が発売するバイアグラジェネリック → シルデナフィルOD錠50mgVI「トーワ」
  • キッセイ薬品が発売するバイアグラジェネリック → シルデナフィル錠50mgVI「キッセイ」

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