野菜ジュースの効果とは?メリット・注意点・おすすめアレンジを解説

暑くて食欲がなくなると、野菜も不足しがちに。喉ごしがよく、手軽に栄養補給できる野菜ジュースを手に取る方もいるのではないでしょうか。今回は、野菜ジュースのメリットや注意すべき点、美味しさや栄養アップが期待できる活用法をご紹介します。

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野菜ジュースにはさまざまな種類があり、トマトやにんじんなど単体の野菜を主原料にしたものもあれば、複数の野菜や果物を組み合わせたもの、さらに砂糖・食塩・香辛料などで味を調整したものもあります。使われている原材料によって、味わいだけでなく摂りやすい栄養素も異なります。野菜ジュースを選ぶときは、これから紹介するメリットや注意点も踏まえながら、原材料表示や栄養成分表示を確認して選ぶことが大切です。

手軽で続けやすく、栄養補給の助けになる

野菜ジュースに使われている野菜を毎回すべて買いそろえるのは、手間も費用もかかります。その点、飲みきりサイズの野菜ジュースなら100円前後で購入できる商品も多く、コンビニなどでも手軽に手に入ります。外食が続いて野菜不足が気になるときや、忙しくて食生活が偏りがちなときの補助として便利です。野菜摂取を意識するなら、複数の野菜が使われた野菜100%タイプを選ぶのがおすすめです。

味つけに頼りすぎず、おいしく飲みやすい

野菜は調理法によっておいしく食べられますが、食べやすくするためにドレッシングや調味料を使いすぎてしまうこともあります。野菜不足を補うつもりが、塩分や糖分を余計に摂ってしまっては本末転倒です。野菜ジュースを上手に取り入れれば、調味料の摂りすぎを抑えながら野菜を補いやすいというメリットがあります。選ぶ際は、砂糖や食塩が添加されていないものを意識するとよいでしょう。

野菜ジュースだけでは不足しやすい栄養素がある

野菜ジュースは便利ですが、野菜そのものとまったく同じではありません。製造過程で、ビタミン類の一部や、絞りかすとして除かれる不溶性食物繊維などが失われることがあります。厚生労働省と農林水産省が策定した「食事バランスガイド」でも、100%野菜ジュース200mlは、野菜として半分量程度の扱いとされています。野菜ジュースはあくまでも補助として活用し、基本は野菜そのものを食べる意識が大切です。

噛むことによるメリットも忘れない

野菜を食べることには、栄養を摂るだけでなく、しっかり噛むという大切な役割もあります。ゆっくり咀嚼することで食べすぎを防ぎやすくなり、顎を動かすことは口まわりの筋肉を使うことにもつながります。また、野菜は食感や香りも含めて楽しむ食品です。「野菜ジュースで栄養が摂れれば十分」と考えるのではなく、旬の野菜を調理して、食感や風味も楽しみながら食べることを意識しましょう。

野菜ジュースはそのまま飲むだけでなく、少し工夫するだけでおいしく活用の幅が広がります。ここでは、夏でも取り入れやすい簡単アレンジを4つ紹介します。

メープル・ソイトマト

トマトジュースに同量の豆乳を合わせ、少量のメープルシロップで甘みを足したアレンジドリンクです。豆乳を加えることで味がまろやかになり、メープルシロップのやさしい甘みで青っぽさもやわらぎます。牛乳やヨーグルトで代用してもよく、たんぱく質も一緒に補えるのが魅力です。食欲が落ちやすい朝や、ダイエット中の軽い間食代わりにも向いています。

ガスパチョ風スープ

トマトジュースに少量の酢とオリーブ油、塩・こしょうを加えるだけで、ガスパチョ風の冷製スープが簡単に作れます。ミキサーが不要なので、思い立ったときにすぐ作れるのも魅力です。オリーブ油を少し加えることで、トマトに含まれるリコピンやβカロテンの吸収効率が高まりやすくなります。さらに、きゅうりやパプリカなどを刻んで加えれば、ジュースだけでは不足しやすい栄養素や食感も補えます。

野菜つゆそうめん(うどん)

そうめんやうどんなどの冷たい麺類は、手軽な一方で野菜不足になりやすいメニューです。そんなときは、麺つゆを薄める水の一部または全部を野菜ジュースに置き換える方法もおすすめです。いつもの麺類に手軽に野菜の要素をプラスできるので、忙しい日にも取り入れやすいでしょう。蒸し鶏、ゆで豚、卵などのたんぱく質源も加えると、よりバランスのよい食事になります。

うま味たっぷりカレー

カレーを作る際に、煮込むための水分を減らして、無塩のトマトジュースや野菜ジュースに置き換えるアレンジです。トマトジュースならほどよい酸味でさっぱりと、数種類の野菜がブレンドされたジュースなら、コクや深みのある味わいに仕上がります。飲みきれなかった野菜ジュースの活用法としても便利です。

このほかにも、肉じゃがの煮汁に少し加えたり、フレンチトーストの牛乳の一部を置き換えたりと、野菜ジュースは料理にも応用できます。そのまま飲むだけでなく、食事の一部として上手に取り入れるのもおすすめです。精の付くレシピ集では、旬の夏野菜を使った料理も多数紹介していますので、しっかり食べて暑い季節を元気に乗り切りましょう。

亜鉛 … 免疫力アップ、糖尿病予防、疲労解消

セレン … 精子の形成や老化・がん予防

マンガン … 骨の形成、糖質・脂質の代謝

ビタミンE … 抗酸化作用、血行促進効果

ビタミンB1 … 疲労回復、スタミナ増強

ビタミンB2 … スタミナ増強、過酸化物質を除去

ビタミンC … 免疫力を高める、抗酸化作用

アルギニン … 精子数や精子の運動率を上げる、子宮内膜を厚くする

アスパラギン酸 … 疲労回復や利尿作用

ムコ多糖類 … 疲労回復や滋養強壮

クエン酸 … 疲労回復、スタミナ・食欲増進

執筆者

緑川 鮎香

管理栄養士・フードコーディネーター・オリーブオイルジュニアソムリエ


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