バイアグラジェネリック未承認薬「カベルタ(CAVERTA)について

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修
カベルタもカマグラやぺネグラ、シラグラと同じく、国内にて入手するには個人輸入を利用する他ありません。この個人輸入で偽物を掴まされる人が多く健康被害の報告が厚労省に何件も上がっています。2016年に行われた大手製薬会社4社合同による偽造ED治療薬調査でも個人輸入したED薬の約4割が偽物であったという調査結果が出ています。さらに海外の医薬品は日本国内での安全基準(医薬品医療機器等法)を満たしてないため製造段階での衛生上のリスクもあります。
また、国内で製造販売承認を得た医薬品であれば万が一、重大な副作用等により健康被害が生じた時に治療の一部を救済してくれる医薬品副作用被害救済制度が適用されますがカベルタは対象外ですので、服用して健康被害が生じても全て自己責任となります。このような理由から入手するのは止めておくのが賢明です。

カベルタは、シルデナフィルが有効成分として含有しているバイアグラのインド製ジェネリック医薬品です。製造販売する製薬会社はランバクシー・ラボラトリーズ社(Ranbaxy Laboratories Limited)です。ジェネリック医薬品の部類では全世界で10位以内に入るほど大きな会社で、世界7カ国に工場を持ち医薬品も150カ国以上で発売されインドでは最大手の製薬会社なのです。
実は2008年に東京日本橋に本社を置く日本の大手製薬メーカーである第一三共株式会社が買収しています。第一三共としては新薬開発からジェネリック発売において提携することで収益基盤を強固にしたり、ランバクシーの販路を活用することが狙いだったようです。

この時点でジェネリック医薬品(後発医薬品)の製造販売はランバクシーと連携して行うということからバイアグラの特許が切れる2014年に「シルデナフィルクエン酸塩錠[DSEP]」がバイアグラ錠のジェネリック医薬品として登場してくる可能性もありました。しかしランバクシーの工場における衛生管理問題やランバクシー従業員による試験結果の改ざん発覚などで2つの工場と、原薬を供給する1工場が対米禁輸措置を受けることをきっかけに2014年4月に第一三共はランバクシーとインドのサン・ファーマとを合併させることに踏み切り事実上はランバクシーを株式交換という形で売却することになりました。これにより第一三共はサン・ファーマの株の9%を保有することになりました。
以上の経緯で今現在、ランバクシー・ラボラトリーズ社はサン・ファーマ社の子会社となっています。そのため現在流通しているカベルタは全てサン・ファーマ製となっています。
サン・ファーマ社のホームページはコチラ→サン・ファーマ社(Sun Pharmaceutical Industries Ltd.)公式HP

商品名:カベルタ(caverta)
製造元:サン・ファーマ社(Sun Pharmaceutical Industries Ltd.)
主成分:シルデナフィルクエン酸塩(Sildenafil)※25mg、50mg、100mgを製造
剤 形:経口投与のフィルムコーティング剤
効 果:バイアグラとほぼ同じとされている

カベルタ服用時の注意点

カベルタもシルデナフィル製剤ですからニトログリセリン系である硝酸剤とは絶対に一緒に服用しないで下さい。命を脅かすほどの併用禁忌薬ですから。
他にも不整脈のお薬である「アンカロン錠」と「アミオダロン塩酸塩錠」も禁忌です。
カベルタを服用してはいけない方もいます。


カベルタも他のインド製ジェネリック医薬品と同じくインド国内の医療機関で処方を受ける以外で本物を手に入れることはできません。つまり日本国内でカベルタを手に入れるとなるとやはりインターネットで個人輸入代行業者を介して手に入れるしかなくなります。
何度も申し上げますがインターネットでの入手は本物が来るか?偽物が来るか?のまさにギャンブルです。バイアグラの偽物、カベルタの偽物、カマグラ、シラグラ、ペネグラの偽物、たくさん流通しています。今現在では日本の厚労省で認可を得た正規品のバイアグラジェネリックの発売が開始されておりますので、以前より安い価格にて処方が受けられます。国内の医療機関で処方してもらうのが賢明です。


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