20歳代・70歳代のED患者分析データ|2025年

浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修

更新日:

ここでは、「20~29歳」「70~79歳」の年齢枠に絞って、2006年~2025年までの年度別で人口・ED初診数・ED再診数を構成比率で比較集計をとっています。その結果、なかなか興味深いデータが取れました。
※ED初診、ED再診、男性人口の構成比は、それぞれ20~84歳を対象とした構成比です。

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 ED初診
構成比
ED再診
構成比
男性人口
構成比
ED初診構成比
÷
男性人口構成比
2006年4.92%3.43%16.43%29.95%
2007年5.30%3.10%15.69%33.78%
2008年5.52%3.09%15.37%35.9%
2009年5.26%2.47%15.11%34.82%
2010年5.43%1.94%14.81%36.68%
2011年5.91%1.98%14.56%40.60%
2012年6.86%1.80%13.92%49.27%
2013年8.52%3.19%13.71%62.17%
2014年10.79%3.65%13.52%79.87%
2015年11.21%3.77%13.45%83.32%
2016年11.37%4.00%13.38%84.99%
2017年10.00%3.55%13.13%76.16%
2018年10.34%3.27%13.25%78.07%
2019年10.80%3.63%13.31%81.18%
2020年13.28%4.09%13.49%98.43%
2021年13.73%4.57%13.53%101.46%
2022年12.25%4.05%13.26%92.33%
2023年11.94%3.60%13.57%89.96%
2024年12.83%3.49%13.68%93.85%
2024年8.43%2.59%13.71%61.44%

20~29歳の比較表について

注目すべき点はこの世代の人口(緑のライン)は年々下がっていく一方で、ED初診数(青いライン)は増加傾向にあるという点です。
これは、人口が減っているにもかかわらず、EDに悩んで受診・相談する20代の方が増えている可能性を示しています。そこで、若い世代でEDに悩む方が増えている背景を、もう少し掘り下げてみます。

EDの原因は大きく分けて、「心因性ED(メンタルやストレスが主因)」「器質性ED(病気・外傷・加齢など身体的要因)」「薬剤性ED(服用中の薬の副作用)」「混合型(複数要因が重なる)」の4パターンがあります。20代は一般的に血管や神経の加齢変化が少ないため、来院される方の多くは不安・緊張・ストレスなどが関係する心因性EDが中心です。一方で最近は、うつ病などの治療薬の副作用による薬剤性EDで悩まれる若い方も増えています。

以下に20代にありがちな心因性を伴うEDをマンガで紹介しているので参考にして下さい。

また、「初診数は増えているのに、再診数は大きく増えていない」点についても説明します。先に述べたように、この世代のEDは心因性が多く、きっかけ次第で改善するケースも少なくありません(※薬剤性EDなど、原因が明確な場合は別です)。具体的には、ED治療薬(バイアグラ等)を1回~数回使用して「うまくいった経験」を得ることで不安が軽減され、自信が回復して、その後は薬がなくても改善することがあります。こうした背景から、再診が大きく増えにくい傾向が考えられます(ただし、改善までの回数や経過には個人差があります)。

もし同じようにEDで悩まれている若い世代の方がいらっしゃいましたら、まずは一人で抱え込まず、医療機関に相談することをおすすめします。原因が心因性中心なのか、薬の影響があるのか、あるいは別の体調要因が隠れていないかを整理したうえで、必要に応じてED治療薬を試すことで改善が期待できる場合もあります。近年はEDを専門に扱う医療機関も増えていますので、インターネット等でお近くの医療機関を調べ、受診を検討してみてください。

 ED初診ED再診男性人口ED初診構成比
÷
男性人口構成比
2006年1.30%0.79%10.95%11.92%
2007年2.41%2.06%11.28%21.38%
2008年2.08%2.05%11.54%18.07%
2009年2.03%2.33%11.56%17.58%
2010年1.93%2.61%11.82%16.37%
2011年2.46%2.84%12.12%20.28%
2012年2.60%3.61%12.48%20.84%
2013年2.04%3.21%12.73%16.02%
2014年1.94%3.32%13.13%14.77%
2015年2.06%3.51%13.19%15.64%
2016年2.23%3.70%12.91%17.26%
2017年2.29%4.11%13.37%17.10%
2018年2.86%4.72%14.09%20.30%
2019年2.94%5.13%14.87%19.78%
2020年3.09%4.91%17.13%18.04%
2021年3.65%5.27%15.70%23.25%
2022年4.19%5.70%15.65%26.75%
2023年4.70%6.43%15.62%30.07%
2024年5.47%6.74%15.46%35.41%
2025年6.59%7.56%15.53%42.43%

70~79歳の比較表について

ここでは、70~79歳に絞った2006年~2025年の「人口」「ED初診数」「ED再診数」の推移をまとめています。結果として、この年齢層では人口・ED初診数・ED再診数のいずれも増加傾向にあることがわかりました。

特に注目したいのは、ED再診数が年々しっかり増えている点です。ED再診は必ず初診を経ており、すでにバイアグラ等のED治療薬を一度は使用した方が対象となります。再診が増えているということは、一定の方が治療を継続していることを意味します。つまり、70歳を過ぎてもED治療薬の効果を実感し、生活の中で活用している方が多いことの裏付けにもなります。

また、性行為に関連して分泌されるβ-エンドルフィン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどは、気分の安定やストレス軽減に関与するとされ、健康面でもプラスに働く可能性が指摘されています。

そのため、ED治療薬によってEDが改善し、性生活を維持しやすくなることは、心身の健康にも良い影響をもたらす可能性があります。バイアグラが登場する以前は、EDがきっかけで性行為そのものを諦めていた方も少なくなかったはずです。現在は治療という選択肢が広がり、年齢に関わらず「困りごと」として相談できる時代になっています。

なお、ご高齢の方から「この年齢でED治療薬を処方してもらう人は少ないですよね?」と、少し遠慮がちにご質問をいただくことがあります。その際に「80歳を超える患者様も、当院グループ全体で月に60名程度いらっしゃいます」とお伝えすると、「そうなんですね」と安心されたご様子でお話されるケースも多いです。

年齢を重ねても、EDの悩みは珍しいものではありません。健康の一環として前向きに向き合うことも大切ですので、気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。


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