レビトラのジェネリック未承認薬「バリフ(VALIF)」について

浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

レビトラの国際特許が有効である時に半ば特許を無視して製造販売されているので日本国内では正式にはインド製のコピー版レビトラという位置付けです。レビトラ錠を製造販売するバイエル薬品はインドにてバリフの製造販売中止を求める裁判を行い、バイエルの主張が認められバリフは製造停止となっています。しかしインド国外への販売停止の主張は却下されているので、在庫がある限り、販売は続くことになっています。当院は、このような非正規品は取扱っておりません。

バリフとは、インドのマハーラーシュトラ州(Maharashtra)ムンバイ(Mumbai)に拠点を置くアジャンタ・ファーマ社(Ajanta Pharma Limited.)が製造販売するレビトラと同じバルデナフィルを有効成分とするED治療薬で、タブレット製剤の「Valif 20mg」とゼリー製剤の「Valif w żelu 20mg」の2種類を販売しています。ゼリー製剤は「1 week pack」(1週刊分)として1回の摂取量である5mlずつ7種類のアルミの小袋に包装されていて、それぞれ「Orange(オレンジ)」「Pineapple(パイン)」「Strawberry(イチゴ)」「Banana(バナナ)」「Mint(ミント)」「Butterscotch(バタースコッチ)*1」「Black Currant(カシス)」と味付けがされているのが特徴です。商品画像は以下の「アジャンタファーマ社のバリフゼリー製品画像」を参照してください。
アジャンタファーマは「バイアグラのジェネリックであるカマグラ」「シアリスのジェネリックであるタダリス」の製造販売も行っているので日本国内にて流通する3つのED治療薬全てのジェネリックをインドで手掛けていることになります。

バリフ・カマグラ・タダリスの3剤とも日本国内にて利用可能な個人輸入代行業者の通販サイトでは有名なED治療薬であることから、悪徳業者もそれに目を付けて偽物を混入させるわけです。バイアグラも需要があるから偽物が多いのと同じです。2019年10月現在、日本国内では製造工場の建て替えの影響にてバイエル社のレビトラ錠は供給停止の状態であるため、個人輸入をして海外のレビトラジェネリックを求める人も多くなっていると推測できます。よって偽物を掴まされている人も多くなっているでしょう。「効かなかった」だけで済めば、まだよいのですが、思わぬ健康被害に遭うことも充分に考えられます。その際に厚労省より製造販売承認を得た医薬品であれば適用される医薬品副作用被害救済制度が適用されないので、全て自己責任となります。また偽物でなかったとしても日本の医薬品医療機器等法の基準で認可を得ていないことから衛生上の危険性もあることを充分に理解しておく必要があります。

*1 バタースコッチとは主に赤砂糖とバターを材料とする菓子の一種。他の材料としては、コーンシロップ、クリーム、バニラ、塩なども一般的。よく似た材料で作られるものに、トフィーがある。 なお、バタースコッチソースはアイスクリーム(特にサンデー)のシロップとしてしばしば使われる。・・・Wikipedia引用

アジャンタファーマ社のバリフ製品画像

以下の画像は、インターネットにて、それらしいものを販売している個人輸入代行業者の通販サイトを適当に探して入手しただけなので本物なのか偽物なのかは判断できかねますことをご了承ください。

アジャンタファーマ社のバリフゼリー製品画像

商品名:バリフ(Valif)/バリフゼリー(Valif w żelu)
製造元:アジャンタ・ファーマ社(Ajanta Pharma Limited.)
主成分:バルデナフィル(Vardenafil)※20mgのみ製造
剤 形:経口投与のフィルムコーティング剤/経口投与のゼリー製剤
効 果:レビトラ20mgとほぼ同じとされている

バリフの注意点について

併用不可の禁忌薬・服用してはいけない人は、レビトラ錠と同じく「狭心症のお薬であるニトログリセリン等の硝酸剤」「HIV治療薬」「抗真菌薬」「抗不整脈薬」「慢性血栓塞栓性肺高血圧症の治療薬」です。詳しくは以下をご参照下さい。

日本は世界的に見ても医薬品の個人輸入の取り締まりが甘いので不正医薬品を取り扱う悪徳業者に目を付けられ易く世界規模でも日本は米国に次ぐ第2位の標的となっています。もう少し詳しく言いますと世界中の不正インターネット薬局のうち10%は日本語のサイトなのです。更には個人輸入によって入手する様々な偽造医薬品の中でも特に多いのがバリフを含めた海外製のED治療薬なのです。このような理由から、個人輸入はもちろんのことクリニック等の医療機関から処方を受けたとしても仕入元は偽物の多い個人輸入であるため服用するのは危険なのです。
特にここ最近、首都圏、関西、九州に展開するED・AGA治療をメインにしている男性専門クリニックにて処方する個人輸入で入手した海外製のED治療薬やAGA治療薬による健康被害が発生しているので注意して下さい以下の正規品ED治療薬を処方してくれる病院の選び方をよく読んで安心して治療を受けることを強くオススメ致します。


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