日本のED患者数

浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修

2022年8月に当院にて行った国内の20代~70代の男性6,000人を対象に行ったED有病者数調査では、男性20~79歳におけるEDの有病者数を全国推計すると。。。

  • 軽度ED(勃起維持頻度:10回中9回)は596万人
  • 軽度~中等度ED(勃起維持頻度:10回中7~8回)は455万人
  • 中等度ED(勃起維持頻度:10回中4~6回)は372万人
  • 重度ED(勃起維持頻度:10回中1~3回)は251万人
  • 完全ED(勃起維持頻度:10回中0回)は328万人

中等度以上(勃起維持頻度:6回以下)の深刻なEDに悩む成人男性は 約952万人ということがわかりました。
年代別の割合及び人数は以下の通りです。

年代 合計 【EDではない】 【軽度ED】 【軽度~
中等度ED】
【中等度ED】 【重度ED】 【完全ED】 【中等度ED】
以上
20代 850(100%) 620(72.9%) 107(12.6%) 64(7.5%) 24(2.8%) 17(2.0%) 18(2.1%) 59(6.9%)
30代 920(100%) 671(72.9%) 101(10.1%) 59(6.4%) 38(4.1%) 20(2.1%) 31(3.4%) 89(9.7%)
40代 1,180(100%) 782(66.3%) 149(16.6%) 108(9.2%) 75(6.4%) 32(2.7%) 34(2.9%) 141(12.0%)
50代 1,110(100%) 620(55.9%) 154(13.9%) 136(12.3%) 92(8.3%) 61(5.5%) 47(4.2%) 200(18.0%)
60代 970(100%) 436(45.0%) 143(14.7%) 113(11.7%) 111(11.4%) 86(8.9%) 81(8.4%) 278(28.7%)
70代 970(100%) 286(29.5%) 115(11.9%) 107(11.0%) 141(14.5%) 108(11.1%) 213(22.0%) 462(47.6%)
合計 6,000
(100%)
3,415
(56.9%)
769
(12.8%)
587
(9.8%)
481
(8.0%)
324
(5.4%)
424
(7.1%)
1,229
(20.5%)
年代 男性
人口 *1
【EDではない】 【軽度ED】 【軽度~
中等度ED】
【中等度ED】 【重度ED】 【完全ED】 【中等度ED】
以上
勃起維持頻度
10回中10回
勃起維持頻度
10回中9回
勃起維持頻度
10回中7~8回
勃起維持頻度
10回中4~6回
勃起維持頻度
10回中1~3回
勃起維持頻度
10回中0回
20代 6,521,330人 4,756,741人 820,970人 491,029人 184,129人 130,382人 138,080人 452,591人
30代 7,197,324人 5,248,931人 789,799人 462,621人 297,316人 156,376人 242,282人 695,973人
40代 9,134,594人 6,053,981人 1,153,343人 835,933人 580,476人 247,653人 263,208人 1,091,336人
50代 8,683,147人 4,854,366人 1,204,146人 1,063,757人 717,573人 61476,705人 366,599人 1,560,877人
60代 7,443,347人 3,349,432人 1,097,469人 868,436人 850,114人 659,359人 618,537人 2,128,010人
70代 7,526,527人 2,215,850人 891,651人 831,746人 1,094,684人 837,624 1,654,972人 3,587,280人
合計 46,506,269人 26,479,302人 5,957,378人 4,553,522人 3,724,292人 2,508,098人 3,283,678人 9,516,067人

*1 人口は総務省が公開している 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数(令和4年1月1日現在)を参照にし、ED有病者数の年代別割合を掛けて算出しています。

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【中等度ED】
以上
男性人口
50~79歳
【EDではない】 男性人口
20~39歳
男性人口
20~79歳
2019年 14,012,026人 23,273,063人 19,061,933人 14,268,895人 47,181,285人
2022年 9,516,067人 23,653,021人 26,479,302人 13,718,654人 46,506,269人
差異 ▲4,495,959人 +379,958人 +7,417,369人 ▲550,241人 ▲675,016人

20~79歳の日本人男性2,000人を対象に実施した2019年の調査では、EDではないは1,906万人、軽度EDは1,411万人、中等度EDが719万人、完全EDの患者が682万人。中等度ED以上は1,401万人でした。
3年後の2022年の調査ではEDではないは2,648万人、「軽度ED+軽度~中等度ED」は1,051万人、「中等度ED+重度ED」は623万人、完全EDは328万人という結果です。3年前と比べて、ED有病者数の多い50~79歳の男性人口が増えているのに中等度以上のED有病者数は減少し、ED有病者の割合の少ない20~39歳の男性人口は減っているのにEDではない人数は増加するという予想外の結果となっています。

参照2019年 ED有病者数調査

予想外の結果となった理由を考察

2019年の調査時のED進行状況別選択肢(対象人数2,000人)

  • 【EDではない】毎回、性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
  • 【軽度ED】たいていの場合、性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
  • 【中等度ED】時々、性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
  • 【完全型ED】毎回、性交に十分な勃起が得られないまた、維持もできない

2022年の調査時のED進行状況別選択肢(対象人数6,000人)

  • 【EDではない】毎回、性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
    (勃起維持頻度:10回中10回)
  • 【軽度ED】たいていの場合、性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
    (勃起維持頻度:10回中9回)
  • 【軽度~中等度ED】しばしば、性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
    (勃起維持頻度:10回中7~8回)
  • 【中等度ED】時々、性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
    (勃起維持頻度:10回中4~6回)
  • 【重度ED】たまに性交に十分な勃起を得ることができて維持することもできる
    (勃起維持頻度:10回中1~3回)
  • 【完全ED】毎回、性交に十分な勃起が得られない。また、維持もできない
    (勃起維持頻度:10回中0回)

上記の通り、2019年の調査では選択肢は4つ。2022年の調査では対象人数を3倍の6,000人まで増やし、選択肢を6つにし、回答し易いように勃起維持頻度を明記しました。
予想外の結果が出た理由は過去の調査でのED進行状況別選択肢が(「毎回 100%」「たいてい 約90%」「時々 約50%」)しかなかったがために、回答者を困惑させ、正確な集計ができていなかったと推測しています。


ED(Erectile Dysfunction)は、「勃起障害」「勃起不全」のことで、ここ日本でも一般にかなり浸透してきました。皆さんも、一度は耳にしたことがあると思います。一方で、その症状についてはまだまだ正しく理解されていないのが現状です。多くの人は、「一切ペニスが勃起せず、SEXができない状態」だと考えがちですが、正しくは「勃起が十分でないために、満足に性行為が行えない状態」のことを指します。

実はこの誤解、ひと昔前に使われていた「インポテンス(=性的不能)」という言葉が原因の一つと考えられます。1992年には、「不能」という意味を持つインポテンスは人格を傷つけるとし、勃起不全をより正確に表す「ED」を用いるようになりましたが、以前のイメージがいまだに根強く残っているのです。

つまり、EDとは「まったく勃起しない」という重症だけを指すのではなく、「たまに勃起しない」「勃起はするが十分に硬くならない」「勃起状態が持続しない」「勃起して挿入はできても、持続せず途中で抜けてしまう」といった症状も指すのです。別のコラムではEDの初期症状である「中折れ」について解説しましたが、勃起はしてもSEXを最後まで行うことができない中折れ状態だとしても、れっきとしたEDなのです。


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当院にて2013年に行った40代男性545人を対象に実施したED治療薬に関するアンケート調査では、全体の18.9%が「EDかもしれないと思ったことがある」と回答。一方で普段の性行為にて「勃起はするが、中折れすることがある」(14.9%)、「勃起はするが、以前より硬くならない」(24.6%)と「普段の性行為で何らかの勃起障害を実感している」とする人は、合計39.5%という結果です。つまり「以前より硬くならない」「中折れする」「勃起しないことがある」などの症状を感じながらも、「自分はEDではない」と考えている人が多いことなのです。
さらに「EDかもしれないと思ったことがある」と回答した103人の内、医療機関を受診した人は僅か16人(15.5%)。545人中、「普段の性行為で何らかの勃起障害を実感している」人は215人(39.5%)に対して医療機関で受診歴のある人は545人中20人(3.7%)にすぎないのです。

では、なぜ日本人男性はEDの自覚があるにもかかわらず医療機関を訪れないのでしょうか?そこには「日常生活にさほど影響がない」「まだ必要ない・医者に行くほどではないと思った」「そもそも性行為に関心がない」「恥ずかしいから」などの理由があるようです。しかし、本当に性行為に関心がない場合は別ですが、EDは放置すると必ず悪化します。これについては改めて解説しますが、日本人男性の多くはEDの悩みから解放されるチャンスを自ら放棄し、泥沼に足を踏み入れているとも言えるのです。

これまで、「もしかしたらEDかもしれない」と思ったことがありますか?

あなたは、普段の性行為の時、以下に該当する症状はありますか。

あなたはこれまでED治療薬を購入し服用したことがありますか?

当院にて2022年に行った全国の20代~50代の男性2,600人、女性2,600人を対象に行った中折れやED治療薬に対する男女の「ホンネ」に関するアンケート調査ではED治療薬を服用して性行為をしたことのある男性311人と、パートナーがED治療薬を服用している女性180人に、それぞれ満足度を調査した結果、男性の76.8%、女性の58.4%が「満足度が上がった」と回答
ED治療薬を服用して性行為をしたことのある男性311人を対象に「ED治療薬を服用して性行為を行うと挿入時間は変化したか」という質問では、「挿入時間が長くなった」と答えた男性は231人(74.3%)という結果になりました。

このようにED治療薬を服用することで男女ともに性行為の満足度を飛躍的に向上させ、尚且つ、挿入時間も長くなることが明らかです。「普段の性行為で何らかの勃起障害を実感している」という方は積極的に医療機関を受診してED治療薬を使用し、性行為の質そのものを向上させてみてはいかがでしょうか。

Q.ED治療薬を服用して性行為を行うと満足度に変化はありましたか?

【回答者】ED治療薬を服用して性行為を行ったことのある男性「20代:72人」「30代:69人」「40代:74人」「50代:96人」 合計311人
ED治療薬を服用した男性と性行為をしたことがある女性「20代:44人」「30代:47人」「40代:52人」「50代:37人」 合計180人

Q.ED治療薬を服用して性行為を行うと挿入時間に変化はありましたか??

【回答者】ED治療薬を服用して性行為を行ったことのある男性「20代:72人」「30代:69人」「40代:74人」「50代:96人」 合計311人

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