精力剤とは?種類・効果・選び方を徹底解説
精力剤は、一般的には「勃起」「性欲」「即効性」「疲労回復」「更年期症状」など様々な目的で探されますが、目的によって選ぶべき種類は異なります。このページでは、医薬品・サプリメントの違いや、男性・女性別の選び方、ED治療薬との使い分けを医師監修のもと解説します。
中折れや勃起の維持が難しい場合は、市販の精力剤ではなくED治療薬が選択肢になります。また、性欲低下やだるさ、やる気の低下が続く場合は、男性更年期/女性更年期などホルモン変化が関係している可能性もあります。男性で気になる症状がある方は、AMSスコアでセルフチェックしてみましょう。
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浜松町第一クリニック 竹越昭彦院長 監修
更新日:
精力とは、「精神・肉体の活動する力、仕事を成し遂げる元気」と定義されます。一般的に精力剤とは、肉体的な疲れや精神的な疲れの軽減、栄養補給、活力維持、性機能のサポートなどを目的に使われる医薬品・指定医薬部外品・食品・サプリメントなどを広く指す言葉です。男性に限らず女性にも使われることがあります。
精力の低下には、疲労や睡眠不足、栄養不足だけでなく、加齢に伴うホルモン変化が関係することもあります。女性では閉経前後の「更年期障害」が広く知られていますが、男性でも加齢やストレス、生活習慣の乱れなどによりテストステロンが低下し、やる気の低下・行動力の低下・慢性疲労・性欲の低下などの症状が出ることがあります。症状が強い場合には、「男性更年期障害(LOH症候群)」と診断され、治療の対象となる場合もあります。
また、若年層でも男女を問わず、ストレス・睡眠不足・過度な減量・過剰なトレーニングなどにより、体調やホルモンバランスが乱れ、精力が落ちたように感じる場合があります。男性で性欲低下やだるさ、やる気の低下が続く方は、AMSスコア(セルフチェック)も参考にしてください。
このような背景から、精力剤には、ビタミン・ミネラルを補う栄養剤、疲労回復を目的としたドリンク剤、ホルモン低下に対応する医薬品、サプリメント、機能性表示食品など、さまざまな種類があります。
なお、精力剤という言葉から「性欲の高まり」や「勃起力の向上」など性機能を連想される方も多いでしょう。ただし、中折れや勃起の維持が難しいなどED症状がある場合は、市販の精力剤ではなく、医師の診察・問診に基づいて使用するED治療薬が選択肢になります。精力剤の種類と効果、ED治療薬との違いは次章以降で解説します。
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精力剤は、目的によって選ぶべき種類が異なります。疲労回復にはビタミンB群やタウリンを含む栄養剤、やる気や眠気対策など一時的な活力を求める場合にはカフェインやブドウ糖を含むドリンク、更年期症状が疑われる場合にはホルモン低下への対応が必要です。一方で、中折れや勃起の維持が難しい場合は、サプリメントではなく、厚生労働省に承認されたバイアグラなどのED治療薬が有効です。
| 悩み・目的 | 主な選択肢 | ポイント |
|---|---|---|
| 中折れ 勃起力低下 |
ED治療薬 ・シルデナフィル ・バルデナフィル ・タダラフィル |
医師の診察・問診を 受けて使用する医薬品です。 市販の精力剤やサプリメントより 効果が明確です。 |
| 疲労回復 |
・ビタミンB群 ・タウリン ・肝臓水解物など |
肉体疲労や栄養不足が ある場合 に選択肢となります。 |
| 眠気 一時的な活力 |
・カフェイン ・ブドウ糖を含む栄養ドリンク |
即効性はありますが、 カフェインや 糖分の摂りすぎには 注意が必要です。 |
| 男性更年期 性欲低下 やる気低下 |
・テストステロン補充薬 ・LOH症候群の治療 |
男性更年期が疑われる場合は、 AMSスコアや医療機関 での検査も検討します。 |
| 女性の更年期 疲労感 |
・鉄・ヘム鉄 ・エクオール ・ホルモン補充療法など |
月経や更年期による 鉄不足・ホルモン変化 が関係すること があります。 |
| 女性の 性欲低下 |
・女性のHSDD治療薬は 国内で承認なし ・米国承認薬の例 ・婦人科などで原因確認 |
日本では女性の 性欲低下(HSDD) 治療薬として 一般的に 承認・流通している 薬はありません。 |
まず、精力剤の効果として、「やる気・活力を高める」、「疲労の回復」、「性機能の改善」、「更年期症状の改善」などがあります。
やる気・活力を高める即効成分
社会人では仕事が忙しい、学生ではテスト前に勉強を頑張らなくてはいけないなど、ここぞという時があります。そのような時には、「カフェイン」を含む精力剤が即効性を発揮し、多くの栄養ドリンクに含まれています。
カフェインは神経を鎮静させる体内物質の「アデノシン」と構造が似ており、カフェインがアデノシン受容体に結合することで、アデノシンの鎮静作用が阻害され、アドレナリンとノルアドレナリンというホルモンの分泌が高まり、神経が興奮状態になります。その結果、一時的に眠気を覚ましたり、やる気を高めることができる即効性のある成分です。
また、カフェイン以外で眠気を覚まし、やる気を出す速効性のあるものには、「ブドウ糖」があります。ジュースにも多く含まれているため、意外と思われる方も多いですが、ブドウ糖は脳の主要なエネルギー源で、ブドウ糖が体内で不足すると、眠気が出る、集中力がなくなる、仕事や勉強がはかどらなくなるなどが起こります。ブドウ糖の吸収はとても早く、速やかに脳に届くため、特に即効性が求められる栄養ドリンクは、ブドウ糖が多く配合されていますので、シロップのような甘い味になっています。
栄養ドリンクやエナジードリンクには様々な成分が含まれていますが、飲んですぐに効いたように感じるのは、この「カフェイン」と「ブドウ糖」の効果と言ってよいでしょう。
この、カフェインとブドウ糖を多く含んでいる元祖精力ドリンクは、1962年(昭和37年)3月に大正製薬より発売された「リポビタンD」と1965(昭和40年)2月に大塚製薬より発売された「オロナミンC」です。これらのドリンクを参考に、今ではエナジードリンクで有名な、レッドブルやモンスターエナジーなどが世界的なヒット商品となっています。
疲労を回復する精力剤
「肉体的な疲労」や「精神的な疲労」があると、本来持っている力を発揮できないため、疲労回復の効果をターゲットにした精力剤があります。成分では、「ビタミンB群」、「ニンニク由来成分」「肝臓水解物」「イミダゾールジペプチド」などが挙げられます。
また、先にご紹介したリポビタンDに配合されている「タウリン」も疲労回復成分の1つです。タウリンの効果は、筋肉を使うことでできる乳酸をはじめとする疲労物質の除去を助け、筋肉のダメージを軽減し回復を早めることが知られています。
ビタミンB群は、糖質やたんぱく質、脂質をエネルギーに変えるのに必要なため、精力剤に配合している医薬品やサプリメントが多くなっています。有名なアリナミンEX plusにはフルスルチアミンという体内で利用されやすいビタミンB1誘導体が配合されており、体内のエネルギー不足を補うビタミン精力剤としてよく知れています。
その他の成分では、ニンニク抽出成分「オキソアミヂン」を配合したキューピーコーワゴールドや、豚の肝臓に酵素を加えてアミノ酸やペプチドにした「肝臓水解物」を配合したヘパリーゼなどが疲労回復効果が期待できます。
最近では、鶏胸肉より抽出した、「イミダゾールジペプチド」という成分もあり、イミディアという商品名で、日本ハム株式会社よりサプリメントとして販売されており、肉体的・精神的疲労の軽減効果があるとされています。
ED(勃起不全)と精力剤・ED治療薬の違い
性機能で真っ先に思い浮かべるものでは、男性では中折れをはじめとするED症状(勃起不全)ではないでしょうか?ED症状に関連する成分として、サプリメントでは「シトルリン」や「アルギニン」などが挙げられます。一方、医薬品では、ED治療薬のバイアグラの有効成分シルデナフィルやバルデナフィル(レビトラ)、タダラフィル(シアリス)があります。
シトルリンやアルギニンは、体内で一酸化窒素(NO)の産生に関わるアミノ酸として知られており、ED改善に効果があるように紹介されることがあります。しかし、ED症状を改善する医薬品として承認されておらず、また中折れなどのED改善効果が期待できるほどの性器海綿体の血管拡張作用は確認されていません。中折れや勃起の維持が難しい場合は、サプリメントだけで対応しようとせず、医師の診察・問診に基づいて使用するED治療薬が選択肢になります。ED治療薬は、厚生労働省に承認された医薬品で、現在では厚労省認可のジェネリック医薬品もあり、比較的安価に処方が受けられます。
ED治療薬の処方を受けるためには、現在ではオンライン診療が利用できますので、クリニックなど医療機関に来院しなくても、医師の問診を受けたうえで処方を受け、薬を郵送で受け取ることができます。当院では、初診の方もオンライン診療をご利用いただけます。
また、ED治療薬のシアリスについては、10mgのみですが、エスエス製薬の「シアリス」が要指導医薬品として承認され、2026年7月31日より一部店舗で先行発売、2026年8月31日より全国発売となりますので、ドラッグストアや薬局などで薬剤師の説明を受けて購入することができるようになります。
⇒【シアリス10mgの詳細情報】
ただし、シアリス10mgは、ED治療薬のなかでも効き目が穏やかなほうなので、シアリス10mgで効果が得られない場合には、当院へご相談ください。
更年期症状を改善する精力剤
男性、女性共に40歳を過ぎたころから、ホルモンの変化によって、更年期症状が現れはじめ、体がだるい、やる気が出ない、疲労感が続く、性欲が著しく低下する、イライラするなどが起こります。男性では、テストステロンの低下によって起こり、女性では、エストロゲンの低下によって起こると考えられています。これらの低下したホルモンを補充し、更年期症状を和らげる医薬品も、活力ややる気を正常に戻すという意味では、精力剤の1つと言えるでしょう。男性の更年期障害では、低下しているテストステロンを飲み薬や塗り薬で補充する医薬品があり、薬剤師による説明・確認を受けたうえで、薬局やインターネット販売で購入できるものがあります。テストステロンの基礎はこちらをご参照ください。
女性の更年期では、エストロゲンを直接補充できるものは市販されていませんが、エストロゲン様の働きが報告される「エクオール」がサプリメントで販売されています。更年期症状が重い場合には、医療機関で女性ホルモンを直接補充する方法(HRT)も知られています。なお、海外ではナチュラルホルモン補充療法(NHRT)という考え方もあり、自費診療となりますが、日本国内で男性・女性の更年期治療を行っているクリニックもあります。
参照 ⇒ ナチュラルホルモン補充療法(NHRT)|あやこいとうクリニック数ある精力剤ですが、その中でも大きく分けると「医薬品」とサプリメントなどの「食品」の2つに分類されます。医薬品には、医療機関で処方されるED治療薬、薬剤師の説明を受けて購入する要指導医薬品や第1類医薬品、ドラッグストアなどで購入できる第2類・第3類医薬品、指定医薬部外品などがあります。また、食品の中でも、科学的根拠に基づいて機能性を表示できる「機能性表示食品」に分類されるものもあります。
医薬品
医薬品の中で、精力や勃起に関連するものとしては、医療機関で医師の診察・問診に基づいて処方されるED治療薬のほか、薬剤師の説明を受けて購入する要指導医薬品やテストステロン補充薬があります。また、身近なものとしては、ドラッグストアで買える漢方やビタミン剤、にんにくからの抽出成分なども、滋養強壮を効果・効能としており、ドリンク剤や錠剤など精力剤として利用されています。
医薬品の中でも精力剤として利用されるものは、目的やリスクに応じて分類が異なります。以下の表では、ED治療薬、テストステロン補充薬、漢方薬、滋養強壮薬、ドリンク剤などを比較しています。
精力・勃起に関連する医薬品比較表
| 種類 | ED薬 (勃起不全治療薬) |
テストステロン補充 (内服薬・塗り薬) |
処方組漢方薬 | 漢方成分が主に 配合された滋養強壮薬 |
ビタミンCやB群などが 配合された滋養強壮薬 |
タウリンなどが配合された ドリンク剤など |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 製品画像 | ||||||
| 有名な ブランド |
バイアグラ レビトラ シアリス |
金蛇精 オットピン オットピン-S |
補中益気湯 柴胡加竜骨牡蛎湯 八味地黄丸 桂枝加竜骨牡蛎湯 |
チオビタゴールド ユンケル黄帝液 |
ヘパリーゼドリンク アリナミンEX |
リポビタンD リゲイン |
| 効果 ・悩み別 |
ED (勃起不全) 中折れ (性行為中に萎える) 勃起時の硬さ が不十分 |
男性更年期 (LOH症候群) テストステロン 補充 やる気がでない 継続する慢性疲労 |
慢性疲労・精力低下 男性更年期 (LOH症候群) イライラ・ 不眠など |
滋養強壮剤・疲労回復・栄養補給 ※滋養強壮とは:身体の弱い部分を栄養素で補給し、 体質を改善して強い身体をつくること。 ※病中病後・発熱性消耗性疾患・食欲不振・ 栄養障害・妊娠授乳期などの場合の栄養補給 |
||
| 分類 | 処方せん用医薬品 要指導医薬品(シアリス10mgのみ) |
第1類医薬品 | 第2類医薬品 | 第2類医薬品 | 第3類医薬品 | 指定医薬部外品 |
| 厚労省 の認可 |
あり | あり | あり | あり | あり | あり |
| 購入できる ところ |
医療機関 [医師から処方される薬] 一部は薬局・ドラッグストア [薬剤師の説明が必須] |
薬局・ドラッグストアのみ [薬剤師の説明が必須] |
薬局・ドラッグストアのみ | 薬局・ドラッグストアのみ | 薬局・ドラッグストアのみ | 薬局・ドラッグストア コンビニなど小売店 |
| 通販 ・郵送購入 |
オンライン診療にて可能 [医師の問診が必要] 要指導医薬品も可能 [薬剤師の相談必須] |
可能 [薬剤師の相談必須] |
可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
| 主成分 | シルデナフィル バルデナフィル タダラフィル |
メチルテストステロン | 補中益気湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、 八味地黄丸などの処方漢方 |
第2類医薬品成分として 指定されている ジオウエキス、 シベットエキス、 インヨウカク、 などの漢方成分 |
第3類医薬品成分として 指定されている ビタミン(類似成分)、 ニンニク抽出物、 肝臓加水分解物、 クコシ、ゴミシ、 オウギ などの漢方成分 |
ビタミン、タウリン、 グルクロノラクトン、 カルニチン、カフェイン など |
| 詳しく 見る |
バイアグラとレビトラと シアリスの違い |
メチルテストステロン の効果 |
「精力低下」や 「男性更年期」に よく処方される 漢方薬 |
第2類医薬品に分類 される成分 |
第3類医薬品に分類 される成分 |
タウリンの効果 |
| 購入する | 浜松町第一クリニック オンライン処方(通販) |
テストステロン含有医薬品の 比較表を確認する |
処方漢方薬の 比較表を確認する |
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① 処方せん用医薬品(医療用医薬品)
病院やクリニックなどの医療機関で、診察や問診を受けて医師の処方せんに基づいて出される医薬品。厚生労働省に認可されており効果と安全性がしっかりと確認されているが、正しく使用することが前提で、他の薬との飲み合わせに問題がないかの確認や、一人一人の症状や年齢、体重をもとに、医師が薬の種類や有効成分量を決定するお薬です。
勃起や精力に関連するものとしては、性行為時の勃起を補助する、バイアグラ(シルデナフィル)・レビトラ(バルデナフィル)・シアリス(タダラフィル)などのED治療薬があります。
また、飲み薬ではありませんが、テストステロンを直接補充する注射薬として、あすか製薬のエナルモンデポー筋注125mg/250mgがあり男子性腺機能不全や男子不妊症の治療に使われており、医療機関によっては、男性更年期(LOH症候群)の改善に用いるところもあります。
② 要指導医薬品(スイッチOTC)とは?
要指導医薬品とは、医療用医薬品から一般用医薬品に移行(スイッチOTC)したばかりの薬など、使用にあたって特に注意が必要な医薬品です。購入時には薬剤師による情報提供・指導が必要で、使用者本人の症状や服用中の薬、持病などを確認したうえで販売されます。
これまで要指導医薬品は、薬局・ドラッグストア店頭での対面販売に限られていました。しかし、2025年の薬機法改正により、2026年5月1日から、特定要指導医薬品を除く要指導医薬品は、オンライン服薬指導を行ったうえでインターネット等で販売できるようになりました。一方で、適正使用のために対面での確認が必要とされる品目は「特定要指導医薬品」として指定され、引き続き対面販売が求められます。
ED治療薬では、タダラフィル10mg製剤であるエスエス製薬の「シアリス」が、2026年5月20日に要指導医薬品として承認されています。厚生労働省の要指導医薬品一覧では、シアリスは要指導医薬品に該当しますが、特定要指導医薬品には該当しない扱いとなっています。
エスエス製薬の「シアリス」は、2026年7月31日より一部の薬剤師在籍店舗で先行発売、2026年8月31日より全国発売となります。購入時には薬剤師による確認や情報提供を受ける必要があり、薬局・ドラッグストアのほか、オンライン服薬指導を行ったうえでオンライン購入できる場合もあります。
- 対象例:タダラフィル(シアリス)10mg(要指導医薬品)
- OTC対象用量:10mgのみ(20mgは処方せん医薬品のまま)
- 対象:原則18歳以上の男性
- 販売方法:薬剤師による確認・情報提供を受けたうえで購入
- オンライン販売:特定要指導医薬品ではないため、オンライン服薬指導後の購入も可能
③ 第1類医薬品
薬局やドラッグストアで、薬剤師の説明を受けて購入できる医薬品。厚生労働省に認可されており効果と安全性がしっかりと確認されているが、正しく使用することが前提で、薬剤師から書面等による十分な説明を受けて使用する必要があります。
精力に関連する薬として、メチルテストステロン(男性ホルモン)を補充する薬があります。テストステロンとはも併せてご覧ください。
代表的な製品としては、ヴィタリス製薬株式会社より発売されている「外用ホルモン塗布剤オットピン」「オットピン-S」という塗布薬や摩耶堂製薬株式会社の金蛇精という糖衣錠があります。
また、「オットピンシリーズ」には他に清涼飲料水としてオットピンNEW亜鉛MAXドリンク、栄養補助食品としてオットセイマカカプセルが販売されていますが、こちらにはテストステロンは含まれていません。
④ 第2類医薬品
薬剤師又は登録販売者がいる薬局やドラッグストアで購入できる医薬品。厚生労働省に認可されており効果と安全性が確認されています。副作用などの説明を受けて使用することが推奨されています。
精力に関連する薬として、ドリンクや錠剤・顆粒タイプのものがあり、第2類医薬品成分に指定されている生薬や動植物由来成分が含まれています。主に、滋養強壮、肉体疲労・病中病後・発熱性消耗性疾患・食欲不振・栄養障害・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質が効果効能となっています。
代表的なものとして、佐藤製薬 ユンケル黄帝液や大鵬薬品 チオビタゴールドなどがあります。
また、複数の生薬を組み合わせた漢方薬(補中益気湯、八味地黄丸、桂枝加竜骨牡蠣湯など)も第2類医薬品に分類されるため、自然由来の漢方だから安全というわけではなく、効果が出ているか、体質に合っているかを確認しながら使用するようにし、気になることがあれば、必ず医師や薬剤師へ相談しましょう。
⑤ 第3類医薬品
薬剤師又は登録販売者がいる薬局やドラッグストアで購入できる医薬品。厚生労働省に認可されており効果と安全性が確認されています。副作用の症状が比較的軽いビタミン類似物質や肝臓水解物、熟成ニンニク抽出成分などが配合されています。
精力に関連する薬として、第2類と同様にドリンクや錠剤・顆粒タイプのものがあり、第3類医薬品成分に指定されている生薬や動植物由来成分が含まれています。主に、滋養強壮、肉体疲労・病中病後・発熱性消耗性疾患・食欲不振・栄養障害・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質が効果効能となっています。
代表的なものとして、フルスルチアミンを配合したアリナミン製薬 アリナミンEX plusや肝臓水解物やタウリンを配合したゼリア新薬 ヘパリーゼドリンクⅡ、肌に良いビタミンB1、B2、B6、ニコチン酸アミド、さらにパントテン酸カルシウムも配合したエーザイ チョコラBB プラス、濃縮熟成ニンニク抽出液や肝臓分解エキスを配合した湧永製薬 キヨーレオピンなどがあります。
第2類医薬品と第3類医薬品の違いについて
精力に関して、医薬品として効果効能が表示できるものには、上記の第1類医薬品の効果効能の他は、「滋養強壮・肉体疲労・病中病後・発熱性消耗性疾患・食欲不振・栄養障害・妊娠授乳期などの場合の栄養補給」と決められており、第2類医薬品、第3類医薬品共に効果・効能の表示は基本的に同じものとなります。その他、眼精疲労や肩こり、筋肉痛、関節痛の緩和など個別の部位別に効果効能の表記が認められているものがあります。
配合されている成分の副作用リスクが比較的高い第2類医薬品成分と、副作用リスクが比較的低い第3類医薬品成分に分けられており、含まれる成分によって第2類医薬品になるのか、第3類医薬品になるのかが決まります。
平成26年までは、インターネット販売が認められていたのは主に第3類医薬品であり、第2類医薬品は副作用リスクが比較的高いことから制限されていました。しかし、平成26年6月12日より医薬品販売制度が見直され、第2類医薬品も通販で購入できるようになったため、購入方法の面では第2類医薬品と第3類医薬品の大きな違いは少なくなりました。
⑥ 指定医薬部外品
従来は医薬品に分類されていたものが、規制緩和によって薬局やドラッグストアだけでなく、コンビニなどの小売店でも購入できるようになったもので、厚生労働省に認可されており効果と安全性が確認されています。副作用のリスクが低く、精力に関連する薬として、タウリンが含まれるドリンク剤が有名です。こちらも、滋養強壮、肉体疲労・病中病後・発熱性消耗性疾患・食欲不振・栄養障害・妊娠授乳期などの場合の栄養補給、虚弱体質が効果効能となっています。
代表的なものには、ビタミンB群配合のエーザイ チョコラBBシリーズ、タウリン1,000mg配合した大正製薬 リポビタンDやビタミン様物質のベンフォチアミン・ジクロロ酢酸ジイソプロピルアミンを配合した第一三共ヘルスケア リゲイン、ビタミンE・タウリン配合の久光製薬 エスカップE、タウリン2000mg配合の大鵬薬品 チオビタドリンク2000などがあります。
サプリメント(食品)
ビタミンB群をはじめとするビタミン類、亜鉛・鉄などのミネラル類、アルギニン、シトルリンなどのアミノ酸の他、様々な植物からエタノール抽出されたものを有効成分として、サプリメントなどで販売されています。
有名なものとしてアサヒのディアナチュラ、DHCのマルチビタミン、大塚製薬のネイチャーメイド、カークランドのカークランドシグネチャー等々があります。
機能性表示食品
イソアリイン・シクロアリイン・メチイン
ビタミンやミネラル以外の成分では、ヒト試験で男性更年期(LOH症候群)に明確に効果が認められたサプリメント成分はありませんでしたが、2017年5月に日清ファルマ社より、「含硫アミノ酸含有タマネギエキス摂取」による男性更年期症状の改善効果が、ヒト試験で確認されたと発表されています。
参照 ⇒ タマネギエキス摂取による男性更年期症状の改善効果(日清ファルマ株式会社)
参照 ⇒ 日清ファルマ株式会社のサプリメント「T-アリイン」
その後、2024年10月23日に、「メンズアミノ」という商品名で、「イソアリイン」「シクロアリイン」「メチイン」という3種のアミノ酸(タマネギ由来含硫アミノ酸)を有効成分として、男性更年期症状を意識した内容で「機能性表示食品」として販売を開始しています。
機能性表示内容本品には、イソアリイン、シクロアリイン、メチインが含まれます。イソアリイン、シクロアリイン、メチインには加齢により感じやすい体調変化(病的、慢性的なものを除く)を自覚している健常な中高年男性の、心理面(加齢により低下を感じやすい落ち着いた気分、加齢により低下を感じやすい意欲的な気分、楽しく穏やかな気分)を維持するのに役立つ機能が報告されています。
参照 ⇒ 日清ファルマ株式会社のサプリメント「メンズアミノ」
田七ニンジン
食品開発展2022にて株式会社日本薬業より、「男性更年期のQOL改善のための提案」と題したプレゼンテーションで「田七人参エキス」に含まれる「ギンセノシド」という成分が男性ホルモンであるテストステロンの分泌を促し、男性更年期症状を緩和することが紹介されています。
こちらは、2026年7月時点で、精力や男性更年期に関連する機能性表示が認められた製品は出ていません。
参照 ⇒ 男性更年期に対するエビデンスを取得した田七人参エキスを紹介(食品と開発)
参照 ⇒ 田七人参サプリ|楽天検索
「機能性表示食品」とは?
販売者の責任で、科学的根拠を基に機能性を表示するために消費者庁に届け出された食品のことです。医薬品ではないため、病気の診断・治療・予防を目的とするものではありませんが、表示する機能性について一定の科学的根拠が求められます。
参照 ⇒ 消費庁「機能性表示食品とは?」
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男性では、精力というと、仕事や私生活での「やる気」「活力」「行動力」をまず思い浮かべるのではないでしょうか?10代や20代の頃は積極的に動けたのに、年齢とともに疲れやすい、やる気が出ない、行動力が落ちたと感じる方も少なくありません。
精力減退の原因をメンタルだけの問題と考える方もいますが、加齢による血流低下やホルモン分泌の変化などが関わっている場合もあります。男性ホルモンの一種であるテストステロンが低下すると、やる気の低下、疲労感、性欲低下、勃起機能の低下などにつながることがあり、「男性更年期障害(LOH症候群)」として診断されることがあります。
LOH症候群の主な症状
- 仕事のやる気が出ない
- 体が慢性的にだるい
- イライラしやすくなる
- 物忘れが増えたと感じる
- パートナーから性行為に誘われても性欲がわかない
- 性行為が面倒に感じる
女性は、50歳前後に閉経があるため、特にその前後5年間の45歳~55歳に女性ホルモンが大きく減少し、更年期症状が現れやすくなります。一方で、男性の場合、20歳~30歳をピークに男性ホルモンが徐々に減少していくため、40歳以降どの年代でも男性更年期(LOH症候群)が起こる可能性があります。疲労感や性欲低下、やる気の低下が長く続く場合は、単なる疲れとして放置せず、体調やホルモン状態を確認することも大切です。
また、若い方でも慢性的なストレス・睡眠不足・過度な減量や過剰なトレーニングなどで、一時的にテストステロンが低下して精力が落ちることがあります。基礎知識はテストステロンとはをご参照ください。
ホルモンの低下以外にも、ビタミンやミネラル、タンパク質などが不足すると、活力や行動力が低下しやすくなります。男性向けの精力剤には、不足しやすい栄養素を補うサプリメントや、疲労回復を目的とした医薬品・指定医薬部外品、テストステロンを補充する医薬品などがあります。男性の精力に関わる栄養素としては、「ビタミンB群」、「亜鉛」、「ビタミンD」、「たんぱく質」などが重要です。
サプリメントや市販薬を使用しても改善しない場合や、症状が強い場合は、LOH症候群を扱う医療機関へ相談してください。医療機関では、必要に応じて血液検査や問診を行い、注射薬エナルモンデポーなどによるテストステロン補充療法が選択される場合もあります。
参照 ⇒ 男性更年期障害(加齢性腺機能低下症、LOH症候群)(日本内分泌学会・外部サイト)
参照 ⇒ LOH症候群(加齢男性・性腺機能低下症)診療の手引き 2022(日本泌尿器科学会・外部サイト)
「LOH症候群」とは、加齢やストレス、生活習慣、その他の病気などによって、男性ホルモンの一つである「テストステロン」が低下し、「やる気の減退」「記憶力の低下」「筋力の低下」「勃起不全」「性欲減退」などが起こる状態です。LOH症候群のセルフチェックは以下ページから行えます。気になる症状がある方は参考にしてください。
男性の精力として「勃起機能」をまず想起する方も多いでしょう。勃起力低下は、医学的には、「ED(勃起不全)」と呼ばれ、主に、加齢による動脈硬化が原因のものと、心因性のものがあります。以下が代表的なEDの症状です。
- 性行為中に勃起が維持できず、中折れしてしまう
- 十分な硬さが出ないため、挿入できない
- 十分に勃起しないため、挿入してもすぐに抜けてしまう
- 性行為の時に緊張しすぎて途中で萎えてしまう
EDで悩む人は日本に何人くらいいるのか【2025年】
当院が2025年5月、国内の「過去6ヶ月以内に性行為の経験がある」20~79歳の男性10,000人を対象に実施した ED有病者数調査2025 の結果を、住民基本台帳に基づいて推計すると、ED有病者数は以下のとおりです。
- EDではない(勃起維持頻度:10回中10回)は2,461万人
- 軽度ED(勃起維持頻度:10回中9回)は761万人
- 軽中等度ED(勃起維持頻度:10回中7~8回)は555万人
- 中等度ED(勃起維持頻度:10回中4~6回)は430万人
- 重度ED(勃起維持頻度:10回中1~3回)は269万人
- 完全ED(勃起維持頻度:10回中0回)は118万人
中等度以上(勃起維持頻度:6回以下)の深刻なEDに悩む成人男性は約817万人もいると推計されました。
代表的なED治療方法
勃起不全(ED)改善薬としては、バイアグラなどのPDE-5阻害薬が開発され、今では世界中のED男性に重宝されています。
サプリメントや市販の精力剤でも「勃起力をサポートする」と紹介されるものがありますが、中折れや勃起の維持が難しいなどED症状がある場合は、作用機序や有効性が明確なED治療薬が選択肢になります。自己判断でサプリメントだけに頼らず、症状が続く場合は医療機関へ相談しましょう。
※ED治療薬は、正確には精力剤として分類するべきではありませんが、「精力剤=勃起を促す薬」と考えている方もいらっしゃいますので、こちらで言及させて頂きました。
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精力に効く漢方というと、マムシやスッポン、高麗人参など、誰もが聞いたことのある単体素材が挙げられます。
一方で、複数の生薬を組み合わせて構成された処方漢方薬も、補中益気湯や八味地黄丸があり、男性の精力低下や更年期症状に対して実際の治療に使われる代表例です。
漢方と呼ばれるものも、日本の法律では、すべて医薬品(医薬部外品)か食品に分類されます。たとえば、精力増強効果があるとされる「ムイラプアマ」は、根の部分は特定の成分を含むため医薬品に分類されますが、その他の部分は食品として使用されることもあります。漢方を利用する場合でも、使用される部位や組み合わせによって作用が大きく異なるため、信頼できる情報に基づいて選ぶことが重要です。
女性向け精力剤として現在あるものは、ドラッグストアなどで販売されている「女性向け栄養ドリンク」や「女性向け栄養サプリメント」、「ビタミン剤」などです。医薬品に分類されるものと、食品に分類されるものがあります。
女性の慢性的な疲れや疲労感、やる気低下の原因の一つに、鉄欠乏があります。
月経のある女性は、毎月の出血によって鉄を失うため、鉄が大きく不足しやすい状態にあります。厚生労働省の女性健康支援サイトでも、月経のある女性は月経のない女性より多くの鉄分が必要とされており、鉄分不足になりがちであることが示されています。とくに、ヘモグロビン値が正常でもフェリチン(貯蔵鉄)が不足する「隠れ貧血」は見逃されやすく、疲れやすさ、だるさ、集中力低下、気分の落ち込みなどにつながることがあります。そのため、月経のある女性は、日頃から鉄の補給を意識することが大切です。
鉄は、非常に吸収率の低い成分ですが、サプリメントなどの食品成分である「ヘム鉄」は、タンパク質で鉄が包まれた状態となっており、高い吸収性があることが分かっています。
参照 ⇒ 貧血|働く女性の心とからだの応援サイト(厚生労働省)
また40代を過ぎた頃より、「更年期障害」が慢性疲労、やる気の低下などを引き起こすことが知られています。女性は閉経に向けて、エストロゲンをはじめとする女性ホルモンの分泌が急激に低下し、ホルモン状態のバランスが崩れるため、のぼせやほてり、大量の発汗、動悸をはじめとする諸症状が起こります。また「やる気の減退」や「朝起きられない」「性行為に対する嫌気」などの、俗に言われる「女性の精力」を低下させる場合もあります。
女性の更年期障害は、エストロゲンの低下によるものですので、その症状を緩和するために、大豆胚芽を乳酸菌発酵させた「エクオール」という成分を大塚製薬が開発し、サプリメントとして販売しています。エクオールは、エストロゲンと同じような働きをするため、女性の更年期症状をサポートする目的に利用されています。
また、医療現場での更年期治療には、医師が処方する医薬品で、女性ホルモンを直接補充する方法(HRT)がありますが、その容量調整は非常に難しく、専門医の指導が不可欠です。アメリカやヨーロッパなどの諸外国では、より副作用の少ない「ナチュラルホルモン(NHRT)」を使った治療も行われているようです。
参照 ⇒ ナチュラルホルモン補充療法(NHRT)|あやこいとうクリニック従来、「性欲を高める」「性行為時の気持ちよさを上げる」「膣分泌量を増やす」などと謳う製品はありましたが、女性の性欲低下に対して医学的に有効性が確認された成分は限られています。米国では、女性の性的欲求低下障害(HSDD)の治療薬として、有効成分フリバンセリンの「Addyi(アディ)」がFDAに承認されています。
Addyiは、米国では65歳未満の女性における後天性・全般性HSDDの治療薬として使用されます。毎日就寝前に服用する内服薬で、性的欲求そのものに関わる中枢神経系へ作用する薬です。いわゆる「女性用バイアグラ」と呼ばれることがありますが、男性用のED治療薬のように血流を改善して勃起を促す薬とは作用が異なります。また、眠気・めまい・吐き気などの副作用や、アルコール・一部薬剤との相互作用に注意が必要です。
また、同じく米国では、2019年6月にHSDD治療薬としてブレメラノチド(商標名Vyleesi)という自己注射薬がFDAによって承認されています。Vyleesiは、閉経前女性の後天性・全般性HSDDが対象で、性行為の約45分前に腹部または大腿部へ自己注射して使用します。閉経後女性、男性、性機能増強目的には適応されていません。
女性の性欲低下には、ホルモン変化、ストレス、薬剤、パートナーとの関係、痛み、更年期症状など複数の要因が関係することがあるため、症状が続く場合は婦人科などで相談しましょう。
※上記薬剤は米国での承認薬の例です。日本ではHSDD治療薬として一般的に承認・流通している薬ではありません。個人輸入や無承認薬の自己使用は推奨されません。
これまでにいろいろな精力剤をご紹介してきましたが、精力剤を選ぶ時のポイントと注意点をご紹介します。
◆即効性を求めるなら「カフェイン」と「ブドウ糖」を含む栄養ドリンク
「カフェイン」や「ブドウ糖」は即効性があるため、頑張らなくてはいけない時には、これらを含む栄養ドリンクが有効でしょう。しかし、カフェインの摂りすぎには注意が必要です。カフェインは健康な成人においては、1日400mgまでであれば健康へのリスクは低いとされていますが、コーヒーやお茶、エナジードリンクなどに広く含まれていますので、栄養ドリンクはどうしてもという時だけの使用にとどめましょう。また、栄養ドリンクに含まれるブドウ糖は量が多く、肥満や糖尿病の原因となるので、摂りすぎには注意が必要です。
◆疲労回復には「ビタミンB群」や「タウリン」
ビタミンB群は、エネルギーを作り出すのに必須なビタミンですので、肉体的な疲れを感じている方におすすめです。特に、甘いものや炭水化物を多く摂る方はビタミンB1不足になりやすく、体のだるさや疲れを感じやすくなります。また、肉体的な疲労感が強い方は、タウリンを含む栄養ドリンクも試してみるとよいでしょう。
◆月経のある女性は「鉄」の補給を意識しましょう
月経のある女性は、毎月の出血によって鉄を失うため、鉄が大きく不足しやすい状態にあります。特に、ヘモグロビン値が正常でもフェリチン(貯蔵鉄)が不足する「隠れ貧血」は見逃されやすく、疲れやすさ、だるさ、集中力低下、気分の落ち込みなどにつながることがあります。月経のある女性は、日頃から鉄の補給を意識することが大切です。また体内の亜鉛が不足することで貧血になる「亜鉛欠乏性貧血」もあるため、鉄を摂取する際には、亜鉛も合わせて意識するとよいでしょう。
◆男性・女性ともに40歳以上は更年期障害の可能性
男性・女性ともに、疲れやだるさ、疲労感がなかなかとれず、ビタミンなどを摂取しても改善しにくい場合には、更年期障害が関係している可能性があります。更年期症状はホルモン変化が関係するため、ビタミンや栄養ドリンクなどの精力剤だけでは改善しにくい場合があります。症状が強い場合や長く続く場合には、我慢せずに専門の医療機関を受診し、ホルモン検査などを検討しましょう。
◆中折れなどのED症状には、バイアグラなどのED治療薬が有効
性行為時に中折れするなど男性のED症状には、バイアグラ・レビトラ・シアリスなどのED治療薬が有効です。20代前半の方から80代以上の高齢の方まで幅広い年齢で使用されていますので、悩んでいる方は相談してみるとよいでしょう。ED治療薬を使用する際には、厚生労働省の承認を受けた医薬品を使用し、海外のコピー品や無承認薬には十分注意してください。処方薬は医療機関で医師の診察・問診を受けて使用し、要指導医薬品のシアリス10mgは、薬剤師による確認・情報提供を受けたうえで使用しましょう。
◆栄養ドリンクの漢方成分に注意
栄養ドリンクには、様々な漢方成分や生薬成分が含まれているものがあります。漢方だから安心と考えている方も多いですが、連用することで肝障害や腎障害などの健康被害が報告されることがあります。栄養ドリンクや漢方薬が原因で体調が悪くなることもありますので、複数製品の併用や長期間の連用は避け、体調に異変がある場合は医師や薬剤師に相談しましょう。
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Q 即効性のある精力剤には何がありますか?
A カフェインやブドウ糖を含む栄養ドリンクは、一時的な眠気対策や集中力維持に役立つことがあります。ただし、カフェインや糖分の摂りすぎには注意が必要です。日常的に飲み続けるのではなく、必要な場面に限って使用するようにしましょう。
Q 中折れやEDにはどんな精力剤が有効ですか?
A 中折れや勃起の維持が難しい場合、サプリメントよりも、シルデナフィル・バルデナフィル・タダラフィルなどのED治療薬が選択肢になります。処方薬は医師の診察・問診を受けて使用し、要指導医薬品のシアリス10mgは薬剤師による確認・情報提供を受けたうえで使用しましょう。
Q 精力剤とED治療薬は同じですか?
A 厳密には異なります。精力剤は、疲労回復・栄養補給・活力維持などを目的とする医薬品・食品・サプリメントを広く指すことが多い言葉です。一方、ED治療薬は勃起不全の改善を目的に使用される医薬品です。
Q 性欲低下ややる気低下にはどのような精力剤がよいですか?
A 性欲低下ややる気の低下が続く場合、男性ではテストステロン低下や男性更年期(LOH症候群)が関係していることがあります。女性では、更年期によるホルモン変化や鉄欠乏が疲労感・やる気低下に関係することがあります。ビタミンや栄養ドリンクだけで改善しない場合は、医療機関で相談することも検討してください。
Q 女性におすすめの精力剤はありますか?
A 女性の場合、慢性的な疲労感には鉄欠乏や更年期によるホルモン変化が関係することがあります。月経のある女性は鉄を失いやすいため、鉄・ヘム鉄を含む医薬品やサプリメントが選択肢になります。また、更年期症状が気になる場合はエクオールなども選択肢になりますが、強い疲労感、月経異常、更年期症状がある場合は、婦人科などで相談してください。
Q 漢方成分を含む精力剤は安全ですか?
A 漢方や生薬成分は自然由来でも、副作用や体質に合わない場合があります。複数製品の併用や長期間の連用は避け、体調に異変がある場合は使用を中止し、医師や薬剤師に相談してください。
Q 女性の性欲を高める精力剤はありますか?
A 日本国内で、女性の性欲低下に対して一般的に使用できる市販の精力剤や医薬品は限られています。米国では女性の性的欲求低下障害(HSDD)に対する治療薬として、フリバンセリン(Addyi)やブレメラノチド(Vyleesi)が承認されていますが、適応や対象は薬剤ごとに異なります。日本ではHSDD治療薬として一般的に承認・流通している薬ではありません。自己判断での個人輸入や無承認薬の使用は推奨されません。
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