浜松町第一クリニック竹越昭彦院長監修

06.オナニーでしか射精できない

「この相談、本当?」と疑問を抱く方もいらっしゃると思いますが、実際には同じ悩みでED気味になり当院にお越しなった患者様は意外と多いのです。ほとんどが性欲のまだまだある20代~30代前半の方です。
マスターベーションだと自分の思うとおり自由にペニスに刺激を与えられ、パートナーのことを気にすることなく自分のことだけを考えて行為ができるため焦りもプレッシャーもありません。なので問題なく射精できます。
しかし、パートナーがいる性行為の場合、挿入時はマスターベーションの時のように思うとおりの刺激や圧力をペニスに与えられないので射精に至りません。
さらにパートナーのことを考えると「勃起を持続させないと!」「射精しないと!」そうしないと相手に失礼だし自分自身のプライドもあるし・・・・・などと考え焦りやプレッシャーから余計に射精できない。または勃起を持続することができない。そのような状況に陥りやすいのです。
マンガの最後に「畳でこすらないと射精ができない人がいる」とありますが、これも本当の話です。
マスターベーションは自由度が高すぎるので色々な刺激を試したくなるのでしょう。
他人に迷惑をかけているわけではないので、どんなマスターベーションを行おうと自由でいいと私も思いますが、パートナーがいる間、または今後パートナーを作りたいというお気持ちでしたら少し考えておいた方がよいでしょう。
性行為の際に勃起しなかったり射精できなかったりするとパートナーからしてみれば「私に魅力がないのかしら?」「この人は本当に私のことを好きでいてくれているのだろうか?」などと心配をかけさせてしまう可能性は十分にあります。実際に、ある女性から次の内容のメール相談をいただいことがあります。「相手がマスターベーションだと勃起もして射精もできるのに、SEXだと途中ペニスが萎えてしまって射精に至らないのですがどうしてなのでしょうか?」
ここまでになると度が過ぎるマスターベーションはいずれ他人に迷惑をかける可能性があるので、これを読んで思い当たる節のある方はマスターベーションの方法を考え直してもよいかもしれません。
このマンガのケースではEDではなく射精ができない悩みでしたが、オナニーでしか勃起できないいわゆる「オナニーED」の人もいます。このタイプは10~20代の男性が陥りがちです。いざSEXになり、挿入すると途中で萎えてしまいます。状況型の心因性EDの一種であり、膣内では射精できない「膣内射精障害」でもあります。
このタイプのEDは、普段のオナニーのやり方次第で誰でも発症してしまう恐れがあるので注意が必要です。たとえばオナニーの際、激しく、強くやりすぎている場合は、その刺激に慣れてしまって、SEXの際に満足に勃起・射精できなくなってしまいます。床や布団などにペニスを擦りつけるようなやり方をしている人も、同様に注意が必要です。
また最近では、オナニー用グッズが進化を遂げ、締めつけなどを研究した、より気持ちよさを追求したものが多く売られています。これらも気持ちよさを増幅させるために強い刺激となっているため、慣れてしまうことがないようにしたいところです。
通常のSEXとこうした刺激の強いオナニーを比べてしまえば、どうしても快楽の面でSEXが劣ってしまいます。いったんこれらに慣れてしまえば、なかなか後戻りできなくなってしまうことでしょう。また、オナニーは習慣性のあるものですから、このタイプのEDの難点として治療の難しさも挙げられます。オナニーを一切やめてSEXのみで射精するようにすれば改善できるでしょうが、それも現実的には難しいところです。
堅実な対策・対処法としては、正しいオナニーの仕方を身につけることです。上記のような刺激の強すぎるやり方をやめ、指で輪をつくるようにしてペニスをしごく(スラスト運動)で、弱い刺激でも満足できるよう、徐々にオナニーのやり方を改善していくとよいでしょう。


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