シアリス正しい使い方【日本新薬小冊子より】

シアリス錠の正しい使い方

シアリス®錠に関する大切な情報が記載されています。
シアリス®錠を正しく安全に使用していただくために、服用前に必ず最後までよくお読みください。

監修:奥山 明彦 先生 大阪大学大学院医学系研究科 器官制御外科学(泌尿器科学)教授
2007年12月作成

シアリス®錠を安全に使用していただくために。

以下の点について、医師に十分話されましたか?

  • あなたの症状
  • 過去および現在のほかの病気
  • 服用中の薬

シアリス®錠は性的刺激があった時、自然な勃起を助ける薬です。このページに記載された注意事項を十分ご理解の上、正しく使用してください。質問や、わからないことがある場合は、医師または薬剤師に相談してください。

心臓の病気で、硝酸剤の治療を受けている方は服用しないでください。

狭心症などの心臓病によく用いられるニトログリセリンなどの硝酸剤を使用している方はシアリス®錠を絶対に使用しないでください。急激に血圧が下降し、重い副作用を起こすことがあります。硝酸剤には飲み薬だけではなく、舌下錠、貼り薬、吸入薬、注射、塗り薬、スプレーなどもあります。

硝酸剤の薬剤名はコチラを参考にしてください ⇒ シアリスの併用禁忌薬

あなたがお使いの薬に硝酸剤が含まれていないかどうか医師または薬剤師に相談してください。

もし、シアリス®錠服用後に狭心症の発作が起きたら・・・・・・。

発作の治療を受ける際には、必ずシアリス®錠を「服用していること」「服用した時間」を医師にお伝えください。

  • 一般に性行為は心臓に負担をかけますので、今まで狭心症と診断されたことがない方でも、性交中に狭心症の発作を起こす場合があります。
  • 一般に狭心症の発作の治療には硝酸剤がよく使われますが、シアリス錠を服用している場合は、急激に血圧が下降するおそれのあることから、硝酸剤が使用できず、ほかの薬を使用する場合があります。

発作時にご本人が医師に伝えられない場合もありますので、パートナー、ご家族にもあらかじめシアリス®錠を服用していることを伝え、救急医療機関を受診する際には、医師などに「シアリス®錠を服用している」ことが必ず伝わるようにしてください。

次にあてはまる方はシアリス®錠を服用しないでください。

  1. 硝酸剤を使用中の方
  2. 今までにシアリス®錠を服用して過敏症(アレルギー)を起こしたことのある方
  3. 心血管系障害などにより医師から性行為を控えるように言われた方
  4. 不安定狭心症のある方、または性行中に狭心症を起こしたことのある方
  5. 最近3ヶ月以内に心筋梗塞を起こしたことのある方
  6. 最近6ヶ月以内に脳梗塞・脳出血を起こしたことのある方
  7. 治療による管理のされていない不整脈の方
  8. 低血圧の患者(最大血圧90mmHg未満または最小血圧が50mmHg未満) 又は治療による管理がなされていない高血圧の患者(安静時収縮期血圧170mmHg以上、又は最小血圧が100mmHg以上)
  9. 重い肝障害のある方
  10. 網膜色素変性症(進行性の夜盲、視野狭窄)の方

次にあてはまる方はシアリス®錠の服用に際して注意が必要です。必ず医師に相談してください。

  1. 肝臓の悪い方
  2. 腎臓の悪い方
  3. 陰茎の病気(屈曲、しこりなど)のある方
  4. 血液の病気(鎌状赤血球性貧血、多発性骨髄腫、白血病)のある方
  5. 血が止まりにくいなど出血性の病気のある方、または消化性潰瘍のある方
  6. 他の勃起不全治療剤、勃起補助器具を使用している方、手術を受けたことのある方
  7. 高齢の方
  8. 心臓病、高血圧症、排尿障害などの治療薬を服用中の方*
  9. 過去に視力喪失の経験のある方

* シアリス®錠には併用してはいけない薬や併用に注意すべき薬があります。ほかの薬を使用している場合や、新たに使用する場合は、必ず医師または薬剤師に相談してください。

必ず医師の指示を守って服用してください。

シアリス®錠の服用は1日1回とし、次の服用は必ず24時間以上*あけてください。

* 腎障害のある方は、次の服用を48時間以上あけるなどの注意が必要です。必ず医師の指示を守って服用してください。

医師の指示なしに、自分の判断で量を増やさないで下さい。

  • 特に肝臓の悪い方や腎臓の悪い方は、医師の指示を守って服用してください。
  • 薬の効果には個人差があります。もし、指示された量で効果が得られない場合には、医師または薬剤師に相談してください。

シアリス®錠は催淫剤や性欲増進剤ではありません。

シアリス®錠服用後も、性的刺激のない状態では勃起しません。性的刺激を受けて初めて勃起し、性的刺激が中止されれば(性行為が終了すれば)勃起はおさまります。なお、勃起が4時間以上続いている場合には、直ちに医師の診察を受けてください。

シアリス®錠を服用した後に気をつけていただきたいこと。

一般的に薬を服用すると、時に副作用が出る場合があります。 シアリス®錠錠を服用して次のことに気が付いたら、すぐに医師の診察を受けてください。

  • 4時間以上勃起が続く。(早急に治療しないとペニスが損傷し、勃起機能を失うことがあります。)

また、シアリス錠によって、以下の副作用の報告があります。 その多くは軽度で一過性ですが、こうした症状のほかにも気になる症状がある場合には服用を中止し、医師または薬剤師に相談してください。

  • 頭痛
  • 顔が赤くなる(ほてり)
  • 消化不良

副作用に関する詳細はシアリスの副作用についてをご覧ください。

ほかの心療科、医療機関を受診されるときは、シアリス®錠を服用していることを申し出てください。

ほかの病気やほかの薬に悪い影響を及ぼす場合があります。

シアリス®錠には性行為感染症を防ぐ効果はありません。


シアリス®錠をほかの人に譲らないでください。

シアリス®錠の服用は、必ず医師の診断のもとに処方を受ける必要があります。

あなたに処方されたシアリス®錠を、絶対にほかの人に渡してはいけません。 その人が性行為を行うことが好ましくない心臓の病気にかかっていたり、シアリス錠と一緒に飲むと影響のある薬を使用されている場合もあり、大変危険です。

性行為は心臓に負担をかけます。無理をしないようにしましょう。


次の薬剤を服用されている方はシアリス®錠を服用しないでください。

主なニトログリセリンなどの硝酸剤(飲み薬、舌下薬、貼り薬、吸入薬、注射、塗り薬、スプレー)

詳しい薬剤名はシアリスの併用禁忌薬ページをご覧ください。