感情が先に出てしまって、旦那が落ち込んでしまう

付き合い当初は忙しかったので、付き合っている時は週2～3回くらい。

住み始めてさらに時を経てから。

そうですね。気付いたら言葉も交わさないというか、すごくぎこちないという時があった。

1年弱くらい。

そうですね…2年弱前くらいかな。

多くて週1回とか。少ない時は月に1～2回とかもあったけど以前と違って、自分たちの欲を満たすためだけみたいな時もあった。だから気持ちが満たされないみたいなことが多く、あまりできている感覚はなかった。

どちらかというと、レス思考（性行為の頻度）に向くというよりも、お互いの気持ちがおかしいよなという視点だった。

コロナになり、二人とも経済的に不安定になったことが大きな原因ではないか。仕事がうまくいかないとか、自分のことでいっぱいになり、相手を思いやる言葉をかけなかったことも原因かと思う。

そうですね。

あった。前は寝る時にギュウ～ってして手をつないで寝ていたけれどなくなった。前と違うなと思った。

ケンカが絶えないというか。

1年とか空いた記憶はない。長くて2カ月くらい空いた時はあった。今は全然大丈夫なので過去の思い出という感じ。

もともと旦那とは友達関係だったので、なんでも言い合える仲だった。どうやって前みたいな関係に戻れるのかをすごく考えた。家出みたいな感じで急に抜け出したりとか。そんな時は私も泣いたりして、なんで私たちこんななってるのみたいな。私が先に家出したら旦那が追いかけて来たり、来てくれなければ、なんで外に出たのに来てくれないのとか。お互いにかまってほしいけれど、心の余裕がないのが大きな原因だったのではないかと思う。相手がどう考えているのかを把握するのがすごく難しかった。

う～ん…本当に小さいこと。なんだろうな…食べ終わった後のお皿をキッチンまで持って来てくれないとか。私がお皿を洗っているのにスルーして、自分の机でゲームばかりやっているとか。「今、私洗っているんだけど他の家事してくれない」みたいな。うまくいっていた時はフィフティ・フィフティというか、「それやってくれているから、これやるね」という声がけができていたけど、ちょっとしたことに声をかけてくれない。それに私がイラッとする感じ。女性あるあるだと思うけど、感情が先に出てしまって、旦那が落ち込んで、そういう言い方しなくてもいいじゃん…みたいなやり取りとかがあった。

長かったと思う。私が感じるに1年弱くらい続いたのかな。お互いの気持ちが戻ってくるまでには。

あんまりとれていない。以前は、ご飯を作っている時も後ろからギュッというのがあったけど、それも全くなくなった。お互いの悩みが理解できていない感じ。私は自分で抱え込んで、彼も抱え込んでいた。彼が、いきなり家を飛び出して公園で一人たそがれているみたいな。心配になるからちゃんと連絡してよとか。その頃、スキンシップはできていなかった。今は順調なので、過去を思い出すのが難しい。

断るという経験はなくても、お互い背を向けて寝るみたいな感じ。

まず旦那の方から、おかしいから自分に原因があるのか、夫婦に原因があるのか話をしてきた。私も「わかんないけどなんかあるんじゃない」となって、精神病みたいなカウンリセリングに二人で行った。話は聞いてもらったけれど、どうこうしてくださいというカウンセリングもなく、先生から「心を落ち着かせる薬を出します」しか言われなかった。結局その日は解決しなかったねと終わったが、それがきっかけになって話をするようになった。

今どう思ってる、どんな悩みがあるのか、この先またカウンセリングみたいなのを受けようか、二人で何かできないかみたいな話をした。誰かに相談するというよりも、話をする工程から二人でどんどん話をするようになり、（お互いの）カウンセリングが始まる感じで、一緒に過ごす時間が足りないのではないか、という原因に行き着いた。もっと一緒に過ごす時間を持つように意識しようみたいなところからちょっとずつ良くなった。

そうですね。「お互いの気持ちが前と違うね」というところから、第一にレスは触れなかった。確実に二人とも減っているなと気付いていたが、そこで解決しようと触れるのではなく、お互いをサポートしたいよねという話し合い。今は仕事で疲れているし、経済的に不安定という思考に行ってしまって、二人ともいっぱいいっぱいになっている。そこだけに意識を向けるのではなくて、一緒に過ごす時間を持ってみようかみたいな。週1回は休みの日を合わせて一緒にどこかに行こうとか、旅行の計画を立てたり、同じような趣味を作るところから徐々に徐々に良くなった。

ハイキング、サイクリング、旅行とか。家にいる時はNetflixを一緒に見るようになった。同じシリーズで話題になっているのを見て楽しんで話をしたり、映画館に行ったりしている。

う～ん…全然ではないが、回数は確実に少なかった。

仕事を詰め込みすぎていて休む時間がなかったというのが目に見えていたので、休養が必要だと話をした。休みを合わせてどこかに一緒に行こう、一緒に過ごす時間を持とうというところに行き着いた。

精神科の病院はGoogleで検索した。あとは、”おば”によく電話していたので、相談して話を聞いてもらっていた。

そうですね。人に話をしても結局は二人のことだから、二人で解決しないとダメだったんだなと思う。

そうですね。

今は何も怖くないじゃないけれど、仲良くやっています。

それは全くなかった。ただ、相手を疑ったことはあったので、「まさか、違う人いないよね」みたいな感じのメッセージを”きょうだい”にしたら、「それは絶対ないから、彼のことは信じていいよ」と言ってくれた。私もそれはないと感じていたので心配はほとんどなかったけれど、なんか結構不安になっちゃって…ということはあった。

お互いの気持ちが伝わっていないところが大きい。思いやりが欠けていたりとか。気持ちを伝えるというのが大切だと思う。ネガティブなことを伝えるのではなくて…ポジティブだけでもダメなんだけど、現状を受け止めて、「お互いに成長したいよね」という気持ちを持って話し合えば絶対に良くなってくると思う。物理的なレスに視野をぶつけるのではなく、まずは、気持ちの面で「二人とも充実した日々を送ろう」という気持ちが大切なのではないか。